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12月05日-02号
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  1. 石井町議会 2014-12-05
    12月05日-02号


    取得元: 石井町議会公式サイト
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    平成26年12月定例会       平成26年12月石井町議会定例会会議録(第2号) 1. 招集年月日  平成26年12月5日(金曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     12月5日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     山 西  国 朗      2  番     小 林  智 仁      3  番     永 岡  栄 治      4  番     仁 木    孝      5  番     久 米  伸 一      6  番     白 川  光 夫      7  番     谷 脇  孝 子      8  番     後 藤  忠 雄      9  番     近 藤  忠 夫     10  番     山 根  由美子     11  番     川 端  義 明     12  番     山 口  性 治     13  番     藤 田  高 明(午前10時16分出席)     14  番     梶 野  利 男 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             河  野  俊  明   参事             遠  藤  光  宏   参事             黒  川     浩   総務課長           木  下  貴  雄   財政課長           伊  延  徹  哉   福祉生活課長         阿  部  龍  裕   長寿社会課長         岡  田  匡  範   いきいき農業振興課長     田  中  達  也   建設課長           遠  藤  美  信   わくわく観光情報課長     鎌  田  克  己   すくすく子育て課長      多  田     寛   清掃センター所長       樋  口  克  己   保健センター所長       足  利  公  祥   水道課長           岩  佐  伸 一 郎   教育委員長          河  野  英  俊   教育長            村  山  一  行   教育次長           以  西  誠  司   社会教育課長         片  岡  秀  文   給食センター所長       池  北  哲  也   監査委員           福  本     慶 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         中  村     淳   事務主任           堀  部  裕  之10. 会議録署名議員     14  番     梶 野  利 男      1  番     山 西  国 朗11. 議事日程   日程第1 諸般の報告   日程第2 一般質問            午前10時00分 開議 ○副議長(谷脇孝子君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 諸般の報告 ○副議長(谷脇孝子君) 日程第1、諸般の報告を行います。 本日までに受理いたしました請願は、お手元に配付の請願文書表のとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 一般質問 ○副議長(谷脇孝子君) 日程第2、一般質問を行います。 通告が参っておりますので、順次指名いたします。4番仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) どうも皆さんおはようございます。 議長のご指名によりまして、私トップバッターで今日は一般質問をさせていただきたいと思います。 まず、通告をいたしております1番目として、国、県への要望活動についてということで質問をさせていただきたいと思います。 先月、これ11月10日、11日に東京の半蔵門会館におきまして、平成26年度の四国治水事業推進期成会の懇談会が行われました。四国4県の国会議員、また国交省の審議監ほか幹部職員に対しまして、四国4県から市長、町長をはじめ、徳島県からは徳島市長をはじめ吉野川市長、そして飯尾川改修促進期成同盟会の会長であります河野町長が参加をいたしました。それから、町からは建設課長並びに参事、河川特別委員長として私も河川改修についての要望活動に参加させていただきました。そして、徳島県を代表して河野町長から、飯尾川、渡内川の改修促進についての意見発表をいたしました。特に昨年、飯尾川におきまして念願の加茂野の加減堰の右岸の撤去が進み、河川が狭まっていた加茂野加減堰の右岸側の撤去ができまして、川幅が随分広くなりました。今まで狭くしてあった部分を撤去したことにより、水の流れが今までより流速、流量ともによくなったとの発表でありました。内水の渡内川におきましても、今までより、よりよくなったと思っております。また、国交省並びに県土整備局の関係各所のご尽力によりでき上がったことについてのお礼と、引き続いての左岸の撤去の要望等もいたしました。また、飯尾川、渡内川の内水対策についての河川改修していただくとともに、しゅんせつ等についても特に河野町長から要望をいたしました。また、県選出国会議員に対しましても、飯尾川改修促進期成同盟会から加茂野加減堰の左岸の撤去、早い時期に着手するように強く要望をいたしてきました。続いて、本町の進めている国の補助事業として継続工事をしている町道石井123号線ほかの路線につきましても説明をいたしまして、引き続き予算要望をしたところであります。また、県道3路線の事業化につきましても、特に役場前の石井引田線童学寺トンネルから百姓一まで、農大の跡地から国道までについても早急に着手をしていただくように要望をいたしました。 そこで、町の施行している国の補助事業関係について、一緒に予算要望活動した建設課長としての手応えですか、それをまず最初にお尋ねをいたしたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) おはようございます。 お答えいたします。 地方から中央へ出向いて現場の生の声を届けることは、大変な意義があったと思っております。以上であります。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) このように国と県により飯尾川の整備は着実に進められておるように思います。流域の私たち市町におきましても、土地利用指導要綱により開発行為の適切な施行が図れるよう指導を行うなど、浸水の被害の軽減に取り組んでいるところであります。 そこで、これ建設課長も参事も一緒においでてくれたんですけれども、一緒に要望活動に参加していただいた参事のほうからも、今後の進め方はどのように持っていかれるのか、方向性をお尋ねをいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○副議長(谷脇孝子君) 遠藤参事。 ◎参事(遠藤光宏君) おはようございます。 お答えいたします。 今後もあらゆる機会を捉えまして、国、県また地元選出国会議員に対しまして、飯尾川、渡内川の内水被害の状況を説明し、一日も早い内水対策事業の実施を要望していきたいと考えております。 また、道路に関しましても、石井町の将来を見据えたまちづくりを十分に説明いたしまして、基幹道路整備の予算配分をしていただけるよう今後も積極的に要望していきたいと、このように考えております。以上でございます。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) 今後とも町民の安全・安心のできる飯尾川、渡内川の内水対策について強く要望を進めている本町や徳島市また吉野川市において、徳島県を代表して一緒に意見発表されました河野町長からも、今回の要望活動についてのご所見をお伺いをいたしたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 全国からいろいろ首長さんが集まったこういう要望活動というのは、毎年何回か行われるわけでございますが、ほとんどの首長さんはついていくだけで発言をしない。石井町は特に吉野川という大河を抱えており、いろいろな水害の問題が起こっておりますので、毎年積極的に発言をしてまいりました。ようやく今年は四国の各県の代表の中で、徳島県代表として石井町の問題について意見発表する機会をいただきました。今、仁木議員さんおっしゃるように、国会議員さんも十数名、そして四国の国土交通省の局長さん及び重立った人が、そうそうたる人が出席されておりました。ちょうど朝の8時からということで、第1番目に意見発表をする機会が設けらせていただいたことは本当に非常に光栄やし、よかったなというふうに自分自身で思っております。 時間がありましたら、ちょっと内容だけを簡単に説明したいんですが。 まず、吉野川の位置づけということを説明をさせていただきました。通常はシラサギ、アオサギ、あるいは川の貝とか野鳥なんかが寄ってくる、非常に石井町民にとってはいい河川でありますが、たびたび大水害を起こしております。特に平成16年10月の台風23号では、戦後最大の流水が観測された内水氾濫、吉野川流域で2,000戸を超す家屋の浸水被害がありました。平成23年9月の台風15号では、吉野川下流域で500戸の浸水がありました。平成20年に国土交通省が角ノ瀬排水機場ということを、毎秒20トンの新設をされました。平成23年11月には、国土交通省と徳島県による加減堰の撤去により南側、南岸の撤去をされたことにより17メーターの川幅が35メーターに拡幅をされました。毎秒60トンの水が120トンまで拡大をされました。平成23年、台風19号の石井町の被害は、平成16年に比べ浸水家屋が370戸、田畑の浸水が150ヘクタールと非常に実は軽減がされました。この軽減されたことについては、角ノ瀬排水機場と加減堰の撤去が大きく寄与されているところであります。 しかし、いまだに飯尾川及び内水の渡内川については、内水被害というのが繰り返されております。近々この近いうちに石井町民の8,000人もの署名が集まり、この氾濫に対する改修の要望が起きております。この氾濫を軽減するためには、もう一方の北側の加減堰の撤去、これにより35メーターが58メーターになり、毎秒200トンの排水ができるようになっております。もう一つは、角ノ瀬排水機場の20トンのポンプとともに、できたら水門をつくることにより石井町は非常に水はけがよくなる、これをぜひご一考していただきたいというふうに要望をさせていただきました。 ちょうど坂東さんという方が、きれいな吉野川のいつもの風景、黒田さんという方が河川が氾濫した場合にこのぐらい石井町というのは被害がありますよという写真をお借りしまして、国土交通省なり国会議員の方にお見せをしました。最初の吉野川の水域を見たときに、うわあ、きれいな吉野川ですね。氾濫のときを見た人には、国会議員さん、たしか福山さんか誰かおっしゃってましたね。こなにひどになるんやな、これは対策を講じないかんなというふうな言葉もいただいております。私たちが国の中でああいう場所で代表で言えて、石井町の問題について言えたことについては非常にインパクトを与えただろうと思います。こういうことを繰り返していって、できるだけ早いうちにこの内水被害の軽減について努めていきたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) 町長におきましては、飯尾川の改修促進期成同盟会の会長でもありますし、これからもやっぱり先頭に立って、この改修、それから内水被害につきましても、渡内川の内水被害につきましても、ご尽力賜りますようにお願いをいたしたいと思います。 続きまして、2番目の六条大橋の歩道の整備についてということで質問させていただきます。 このことにつきましては、以前町長のほうから提案理由の中でも歩道が非常に狭いので、県におきまして歩道を今よりも広くして、通行できるようにするために県土整備局のほうで橋梁の耐震診断を進めているといったようなことであったように記憶をしているわけでございますが、その後どのような進みぐあいでなっておるのか建設課長にお聞きをいたしたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 建設課長
    建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 県土整備局吉野川庁舎の担当者に問い合わせたところ、平成26年度において耐震診断の委託をコンサルタント業者に発注済みであります。現在、国交省徳島河川国道事務所と協議中であり、歩道の拡張、歩道の拡張の詳細は橋より下流方向に張り出し、幅員2メートルの自歩道、自転車も通れる部分を要した、実施すべく国交省と協議中であると聞いております。そして、27年度に、吉野川の渇水時期に、11月から翌年の5月の間に工事を着工したいということを聞いております。以上です。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) 平成26年度に耐震診断吉野川庁舎のほうで発注をしてあるといったようなことです。いずれにしても、今までは誰が見てもこれは40年以上もたって、橋の老朽化が進んでおります。つくった当時と現在との交通事情とは、かなりこれ違っていると思います。六条大橋を渡った上板での沿道サービス等は、商業施設もたくさんできていますし、自転車での通行にしても歩道の幅も非常に狭く、通行するに当たっては危険であると思います。できれば四国三郎橋西条大橋のように2車線で歩道も広く、新しく新六条大橋の架橋を進めていかれたらいかがなものかとは思いますが、何分これ県道でございますので、県土整備局の考え方がわかればお聞きをしたいのですが、どうでしょうか。 以前、これ石井上板引田線整備期成会がありました。そこにおいて道路整備を進めていましたが、今は引田の合併によりまして、また上板のリコール問題もあって進んでおりません。それまでに県道整備や橋の拡幅について、毎年県に陳情活動をしておりました。また、朝夕必ず六条大橋交通渋滞をして通行に支障が出ておりまして、しかしながらおかげでこのことについては起終点におきましてアンダーパスができまして、渋滞がかなり解消したように思われます。 そこで、もう一度建設課長にお聞きをいたしたいんですが、県土整備局ではこの耐震診断の結果を受けて、工事にかかるのはいつぐらいになるのか、それとも耐震診断で無理なのか、そういった点がわかれば、できたらお聞きしたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 今のところ県土整備部川島庁舎に聞いたところ、担当者は災害に強い耐震診断を重点的にして、仁木さんがおっしゃるように、交通渋滞は私もよく目にするところなんですが、それはもうまた強い要望を今後県当局に要望をかけていきたいと考えております。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) そこで、町長にお聞きをいたしますが、これマグニチュード8以上の南海トラフ地震が今後30年以内に70%程度の確率で発生すると予測をされております。もしそのようなことが起これば、やはり北へ行く道の連絡道路になるこの橋の上で、やはり交通渋滞がかなりあると思われます。そういうことであれば、もう思い切って新しく、これ六条大橋の架橋、かけかえ工事ですね、を上板町と一緒に進めていかれたらいかがなものかと考えますが、町長、どうでしょうか、お尋ねをいたします。 ○副議長(谷脇孝子君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) こういう大きな何億円、何十億円の工事というのは、ずっと言い続けることが必要なんです。私が就任した当時の知事との懇親会のときに初めてこの六条大橋の問題を出さしていただきました。それから7年半になりますが、昨日もちょっと朝早くセブン-イレブンさんにちょっとどうかなと思うて状況を見に行ったんですが、もう非常に朝夕というのは混雑してます。ほれで、7年前に知事に要望したことは、こういうことなんですね。知事さん、今のあの歩道ではもう歩く人、自転車の人が、あんな狭いんでもう物すごう危険ですと、できたら両サイドの歩道を、橋を拡幅してくれと、そういうことを言いました。そしたら、その当時の知事が、そうですね、確かに私もあれは感じてますので、どなんかせないかんなというて、7年半たって、ようやく予算がついたんです。今年の知事との話の中でも、そういうことは要望しました。知事がおっしゃるのは、もうはっきりしてます。今の予算の中で、できたら今のままで耐震補強して、東側に2メーターの歩道、自転車道をつけたいと。耐震補強がだめな場合には、新しく当然建てかえなければいけませんねと。そのときには、今仁木議員さんがおっしゃったような、当然大きな4車線ですかね、幅の広い、同じかけるなら、やっぱり幹線道路でございますので、それを要望していかなければいけない。とりあえず知事の考えというのは、今の橋を補強して、どなんか少ない予算でやっていきたいというようなことをお考えだろうと思いますが、ちょうど仁木議員さんのお話の中で平成2年6月14日に、その当時の桑内県会議員と七条県会議員が高瀬橋架橋促進期成同盟会というのをつくってるんです。それから何回か、その会が開かれておりますが、この会の意味というのは、六条大橋西条大橋の間が約5キロ離れております。余りにも離れているので、六条大橋が混雑する中で、その間に平島地区から上板のちょうど瀬部地区になりますかね、その間に新しい橋をかけませんかという実は要望なんです。今現在この橋が必要なかどうかというのは、当然新しい橋があるのにこしたことはないんですが、とりあえずは六条大橋の耐震補強と2メーターの歩道橋、あるいは自転車道というのをつくってもらう、それに全力を、予算をつけていただきたい、そのように要望していきたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) よろしくお願いをして、進めていただくことを希望したいと思います。 次に、またこれ板名大橋についてということで、これ橋ばかしになってしまうんですけれども、またこのことにつきましては以前板名大橋架橋推進期成同盟会というのがございました。これ町長も若い議員さんも課長さんも皆余り知らないと思います。これにつきましては、上板と石井両町の県会議員並びに両町長、それから議会議員で構成をして架橋の推進を進めていたところであります。 これにつきましては、高瀬の潜水橋より自転車や人の落下による死亡事故が多発したことがございました。石井町と上板町の両町により期成会を立ち上げて、新しく板名大橋の架橋を進めていくとのことで、当時は県庁の土木部長の方へも要望活動した経緯があったと思います。当時は石井、上板両県会議員、それから両町長、そして議員も力を入れて取り組んでいたわけでございます。しかし、それまでは休止をしていた西条大橋架橋推進期成会が再開をしまして、先に手を挙げてた鴨島町や吉野町に先を越された結果になり、西条大橋が先に完成をいたしました。上板町の町長のリコールの問題もあったり、ごたごたで期成会の開催もされなくなったと推察しているところでございます。これらのことにより、石井の高原地区から上板の高瀬にかけての吉野川にかかる、これ仮称ですけれども、板名大橋架橋推進協議会がもうこれ数年前から立ち消えになっているわけでございます。この件につきましての資料があると思われますので、わかる範囲で結構でございますので、建設課の担当課長のほうから説明を求めたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○副議長(谷脇孝子君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 板名大橋架橋促進期成同盟会の総会は、平成18年8月17日以降開催されておりません。なお、事務局は上板町建設課に置いてあります。以上です。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) ただいま建設課長のほうから、平成18年度から立ち消えになっとるといったようなことの説明がございました。 そこで、今国は地方創生ということを受けて力を入れていて、法案も成立したようでございます。これからは地方を活性化していくとの大変強い決意であるように思われます。そういったことであるならば、この時期を逃すことなく、架橋推進期成同盟会をまた復活していかれたらいかがなものかと思うのですが、どうでしょうか。石井上板両町にとりまして、非常に交通の利便もよくなると考えますし、ちょうどよい機会だと思われます。といいますのは、当時国会議員をしておられました七条さんが町長に就任されておりますし、副町長の乾さん、もうこの方は石井町の参事として2年間務められた県庁の職員でございました。石井町の事柄につきましてもよく熟知をされた方でもあり、私もよく存じ上げているわけでございます。そういうことでありますので、ちょうどよい機会で話がしやすいのでなかろうかと考えますが、もう一度建設課長のほうから、この架橋推進協議会を進めていかれたらと思いますが、このことについての見解を求めたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 議員のおっしゃるとおり、町長並びに乾副町長ですか、私も顔と名前はちょっと覚えてます。そして、おっしゃるように、ちょっと時間も経過しておりますから、今の建設課長とか、うちの理事者の意見も交えて、一遍上板のほうには話を持っていきたいように考えております。以上です。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) よろしくお願いをいたしたいと思います。 そういったことで、国は地方創生をこれ強く進めていき、独自の方法で生き残りを推し進めていくような政策になってくると思われます。そういったことについての町長としてのご所見をお尋ねをいたしたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 一番気になるのは地方が、例えば行政がいろいろな混乱の中でこういう事業が停滞しますと、今仁木議員さんおっしゃったように、西条大橋のほうに先抜かれてしまったんですね。西条大橋は非常に高架で、本当に水害にも心配のない立派な橋ができております。板名大橋架橋促進期成同盟会というのは、もう全然実は私もそういう会があること自体も、引き継ぎもないし、知りません。そういうことで、仁木議員さんからそういうご提案があって、昔の資料を見てみますと、今現在まだ会計でお金も残っとるんですね。おっしゃるように、確かに今の町長さんはお話もできますし、その当時の担当者でございますので、本当にこの橋が必要なかどうかという検証をまず第一にさせていただいて、橋のこういう工事というのはずっとして初めて何年もかかってできる事業でございますので、やっぱりこれはこういう会で予算が残っている以上というのは復活をして、やるのか、もうこのままやめるのか、その残ってるお金はどなんするんかとか、きちっとしたことをしていきたいと思います。これは私の責任でもございますので、早いうちにこの再開をとりあえず上板のほうに呼びかけて、これからの方向について決めていきたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) ぜひこの件につきまして検討をしていただきたいと思います。といいますのは、やはり橋ができれば取り合い道路の整備もできますし、沿道サービス業の開発もしやすくなると思われます。お隣の吉野川市におきましても沿道サービス商業施設もたくさんできていますし、本町におきましても税収にもつながると考えますので、検討のほどをよろしくお願いをいたしたいと思います。 続きまして、4番目の町の財政についてということで質問をさせていただきます。 このことにつきましては、平成26年版のわかりやすい予算書、もっと知りたい石井町の冊子、町内に配布があり、私たち町民にとりまして、町の財政については大変わかりやすくなったと思います。これは町民の方からの声であります。財政の健全化をより一層進めることにより、本町に河野町長になって地方債の残高、つまり借金が少なくなってきております。平成18年度から平成25年度にかけて34億円余りが減少し、そして基金ですね、これ預金でございますが、17億円余りが増加し、現在は50億円余りになっているとのことであるとの数字でたしかありました。各種経費の削減、また入札方法の改善をすることによって、県内24市町村のうち4番目に1人当たりの借金が少ない石井町で、健全財政になったと思われます。それに比べて国とか県につきましては、1人当たりの借金は非常に多額であります。 そこで、財政課長にお尋ねをいたしますが、各種経費の削減におきまして、今までにどのような問題点があったか、例えば職員数も1割ほど減少しており、それに対しての仕事量みたいなものは増えているように思われます。そういったことでのご所見をお伺いをいたしたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 財政課長。 ◎財政課長(伊延徹哉君) お答えいたします。 各種経費の削減において今までにどのような問題があったかということですが、現在さまざまな削減を進め、財政指標は良好となってきています。ただ、80%以内が望ましいとされている経常収支比率が86.2%となっています。平成24年決算時には89.2%だったものが、平成25年決算では86.2%と3%の改善が見られるのですが、80%以内にはおさまっておりません。また、職員数につきましては、定年以外の退職に関することもあり、意図的な削減が原因とは限らないのではと思われます。どちらにしましても、業務に支障のないよう慎重に改善を進め、住民サービスの経費が捻出できるよう努力していきたいと考えております。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) これよくわかりました。 そして、お年寄りが元気で住みやすいまちづくりでのがん検診の無料化であるとか、子育て応援日本一の政策を進めていき、お年寄りの生きがいづくりや、平成27年度1月より実施予定であります出産祝い金、贈るようにもなっております。もうそういった経費に、事業の改善により生まれた費用を充てていくようでございます。歳出を抑えるだけでなく、歳入についても補助金あるいは交付金の対象になるような事業を進めていく必要があると理解をしているところでございます。そのように解釈をしてよろしいか、参事のご所見をお聞かせをいただきたい、このように思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 財源を国に依存する構造の中、補助金の活用ということは、効果的、効率的な行財政運営にはこれは欠かせないものでございます。補助金につきましては、日ごろから関係機関と連携を図り、情報の収集に心がけるとともに、既存事業の目的や効果を十分に把握しまして、各補助金に照らし合わせること、また各課等における現状や課題を認識し、新たに創設される補助金を活用できるようにするなど、各課におきましても積極的に活用していかなければならないと考えております。 ○副議長(谷脇孝子君) 仁木孝君。 ◆4番(仁木孝君) 今後におきましても、町長は町民のためになるようなことであれば、町長の交際費も今までどおりゼロにして、歳費の削減もしていく、身を切る政策であると思います。名古屋の市長も同じような歳費の削減を続けているようでございます。しかし、そういった政策を続けていく方向であれば、町長になる人も同じようなことをしていかなければ町民からの信任を得れないのでないかと思われます。町長はもういつかはこれやめられると思いますが、次になられる町長は必ず今の町長と比較されると思います。どなたでもが町長になれないように思いますが、その点、町長のご所見をお伺いをいたしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 例えば仁木議員さん、こういう例がありますね。日本の地方議員は世界一高給取りと言われております。例えば日本の地方議員の平均が762万円、韓国は240万円、アメリカが65万円、ドイツが50万円、基本的にはボランティアであり、無給なんです。その中でいろいろ、例えばフランスだったら原則無報酬、イギリスではロンドン議会議員以外給与は支給されていない、イタリアでは出席に応じた日当を支給している、スウェーデンでは原則として無給であり専業職ではない。私が考えますのに、例えば交際費、前の町長は1年間に300万円取ってました。私はずっとこの7年半、ゼロです。8年間をゼロにすることによって、2,400万円のお金が浮きます。その浮いたお金は町民のため、あるいはお年寄りや子育てのために有効に使えるんです。しかし、300万円の交際費がないからといって、私は全然不自由はしてません。今までが300万円とっても当たり前やなと、何ぼとっても町長の交際費というのはいいんじゃということで、それを議会の皆さんなり町民の皆さんが当たり前と思ってきた。ところが今の時代になってきた、税収はどんどん減っていきます。その中で町民サービスをしていく以上には、こういう無駄なことは絶対できないんです。だから、こういう政策というのはできるだけ続けていって、できるだけそういう費用というのを町民の皆さんの福利厚生にするというのが首長さんの私は役割だと思ってるんです。 首長になって、土建屋さんから応援していただいて、選挙事務所も全部土建屋が用意する、前の町長そうじゃないですか。もう最初から利権つきなんですよ。土建屋が持っとった土地を買って、土建屋で事務所を建ててもらって、その人に応援してもらう。最初からひもつきで、そういう人が当選したらどなになりますか、当然お返しをせにゃいかん。だから、私はそんなことはしないんです。 このことについてはできるだけ続けていって、もし今度私が出るような機会がありましたら、町長の見本、選挙の見本、町長というのは、諸外国は全部ボランティアですよ、そしてこういうことをやってるんですよ、最低限の生活できる給料だけをもらって、あとは町民のために有効に使いませんか。選挙運動にそうめん配ったり、靴下配ったり、そういうことにお金を使って、町民の有権者の方がそうめんもらったから1票はめる、1万円もらったからはめる、ひどいときやったら3万円という話がありましたね、そういう選挙はぜひやめていただきたい。本当にどの人が石井町長になったら一番適当かというのをよく選んでいただいて、今度の特に衆議院選挙なんかそうですね、どの人を選ぶことによって日本がよくなるかということをぜひ見きわめていただいて、投票をしていただきたいと思います。 ○副議長(谷脇孝子君) 議事の都合により小休いたします。            午前10時45分 休憩            午前11時01分 再開 ○議長(藤田高明君) 再開します。7番谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 谷脇でございます。 議長のお許しをいただきましたので、これから一般質問をさせていただきます。 まず最初に、高齢者肺炎球菌ワクチンについてお尋ねいたします。 平成23年4月1日より今年の26年9月30日まで、石井町は県下で唯一75歳以上の人は肺炎球菌ワクチンは無料でございました。今まで接種した人は何人いましたでしょうか、年度ごとにお知らせいただければと思います。保健センター所長、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 保健センター所長。 ◎保健センター所長(足利公祥君) お答えをいたします。 町が平成23年度から行っておりました任意の予防接種の接種人数は、平成23年度が1,642人、平成24年度が170人、平成25年度が178人、平成26年度の9月30日までの分が127人、合計で2,117人接種いたしております。75歳以上の方は無料で実施しておりましたので、今年度9月30日までに50%以上の方が予防接種を受けられております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 平成26年、今年の10月1日から制度が変わり、65歳から5歳刻みに変わりました。10月1日から31日までの1カ月間、何人の人が接種されましたでしょうか、引き続き所長、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 保健センター所長。 ◎保健センター所長(足利公祥君) お答えをいたします。 平成26年10月1日から定期の予防接種が行われておりますが、10月31日までの1カ月間に150人の方が予防接種を受けられております。今年度対象となる方については、既に個別通知を発送いたしておりますが、接種期間が3月31日までとなっておりますので、ご注意していただきたいと思います。また、高齢者の方はインフルエンザによって肺炎になることも少なくありません。両方の予防接種を受けることで、さらに肺炎の予防効果があると言われております。まずは肺炎予防のために肺炎の原因菌となる細菌やウイルスが体に入り込まないために、感染予防といたしまして、うがい、手洗い、マスクの着用を習慣づけていただきたいと思います。 予防接種は体調のよいときに受けることが原則です。また、安全に予防接種が受けられるように、かかりつけのお医者さんと相談の上、予防接種の効果や副反応について十分ご理解していただき、予防接種を受けていただきますようお願いいたします。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) ありがとうございました。石井有線のほうでも詳しく放映されております。ぜひ参考にしていただきたいと思います。 次に、女性の立場で6月議会でもお尋ねいたしましたが、若年女性の人口減対策についてお尋ねいたします。 県内では、那賀町、神山町が減少率が最も高いとありました。我が石井町は、町長の子育て応援日本一もあり、低い方から北島、藍住、松茂町、阿南市に続いて5番目に石井町でございます。日本創成会議の調査結果で、20歳から39歳の若年女性が896の自治体で半減するとありました。町として今後どのように対応されますか、お尋ねいたします。まずは総務課長にお尋ねいたします。 ○議長(藤田高明君) 総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) お答えをいたします。 日本全体が人口減少していく中で、人口増に係る特効薬等はなかなかないとは思います。そのような中、石井町では若い人の人口減の対策といたしましては、安心して子供を産み育てられる環境づくり、また魅力ある地域づくり、地域を支える人づくり、若者が元気に働ける仕事づくり、このようなことを推進し、若者の定住促進、住環境、生活インフラの整備など、住みやすさの総合力の向上を図って、ずっと住み続けたい、また住みたくなるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 同じ質問ではございますが、黒川参事のお答えもぜひお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 若い方の人口減対策といたしましては、基本的には人口増の対策と同様でございますが、子育て支援や学校、買い回りや職業、地域の受け入れ態勢や交通利便など、住みやすい総合力、これが重要と考えておりますが、特に上げるとしますと子育ての支援、この充実が上げられると考えております。その観点から申し上げますと、基本的には子育てが楽しくできる、地域ぐるみで子供を健やかに育てる、子供が健やかに育つことができるよう、地域ぐるみで子供を健やかに育てるまちづくり、これを推進していくことが重要と考えております。また、このたび国におきまして、まち・ひと・しごと創生法が可決されております。徳島県におきましても県地方創生本部が設置されておりまして、町としましてもさらなる対策を講じてまいりたいと考えております。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 次に、おもちゃ病院についてお願いいたします。 10月14日、15日の2日間、徳島新聞におもちゃ病院について載っておりました。物を大切にする心、また報酬は笑顔と書いてあり、私も新聞を見て感動いたしました。そのおもちゃ病院について、町民の方から心温まるお手紙が町長宛てに送られておりました。町長の所信表明の中でも取り上げられていましたが、私も役場の玄関に設けられている町民の声にはできるだけ目を通すようにしています。その手紙を読んで、胸がじんと熱くなりました。感激いたしました。 先日、担当の片岡課長と一緒に、修理している藍住町の福祉センターへお邪魔いたしました。おもちゃドクターが7人おられました。みんな手先が器用で、私が昔子供のころに木でつくった、かたかたというんですか、つかまえて歩き立ちの子供が押す、その現代版、プラスチック版がありまして、それをきれいに修理されておりました。また、石井町からも修理を持ち込まれているそうです。最初はおもちゃを修理してみようと思うシルバー世代の人を募集して、1年か2年間、そういう修理のことについて勉強するそうです。 現在、石井有線で来年の1月30日までの2カ月間、募集をいたしております。石井町にお住まいの高木さんとおっしゃる方がドクターになられています。先日課長と一緒にお目にかかってまいりました。その人を中心に、石井町におもちゃ病院が開院できるわと思っております。 また、物を大切にするだけではなく、子供の成長の中でいろいろプラスになる面が含まれているように思います。今現在社会教育課長としての考えを、また取り組まれている現在の状況をお聞かせ願えたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) おもちゃの病院について回答いたします。 先ほど谷脇議員さんが申されましたとおり、おもちゃの病院につきましては11月26日に先進地である藍住のおもちゃの病院に視察に行ってまいりまして、院長たち、おもちゃドクターと石井町での開院について相談をさせていただきました。おもちゃの修理におきましては、三角ねじを独自に加工する等、部品を自分たちで作成して修理に当たっている部分も多いと聞いております。そこで、そのためには技術研修が必要でありまして、その技術研修を経た後に石井町での開院ができるというふうにお聞きをしております。 石井町としましては、社会福祉協議会と密接に連携をとり、今後も研修を行い、おもちゃ病院について進めていきたいと考えております。そしてまず、おもちゃドクターの募集を行い、ボランティアのスタッフを集めまして、その方とともに今後開院、そして研修等について進めていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 先日お邪魔いたしたときに、我々が病院にかかりますと診療カルテというのがございます。それと同じように、こういうようにおもちゃのカルテといいまして、これだけうまいことできてるなと全てに思いました。また、おもちゃの診察券及び預かり票とか、直すのに実費300円以上かかるようだったら、それを直しますか、どなにしますかって、修理それ自体は無料ですけれど、実費がかかったときには300円までだったら何ですけれど、それ以上かかるようだったら、このおもちゃを直しますか、どうしますかというように連絡を差し上げてるそうです。あの文書を、一町民の方からという文書を読ませていただいたときに、子供の成長過程でももういろいろと得るところが多いんでないかなと、このおもちゃ病院を開院することによって、いろいろと同じ世代の人のコミュニケーションもとれるし、もうプラスになる面が本当に多いんでないかなと私は感じました。町長としてのご意見もお尋ねいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 谷脇議員には早速動いていただいてありがとうございます。 私もこの記事を読みまして、徳島県に3つの団体があるんですね。藍住のおもちゃ病院、徳島おもちゃ病院、小松島おもちゃ病院、石井町は何しよったんやなというふうに、実は感じました。それでこの主な代表者の方が石井町の方、ほいでこれをちょっと読んでましたら、修理は無料で部品交換などは実費、報酬は笑顔というのもいいですね。特に子供たちが、私たちの時代はプラモデルを組み立てする、そういう楽しい時期がありましたが、最近の子はもう特にいろいろゲームとかスマホに入り込んでますので、こういう人たちがあらわれて、地域の活性化になります。子供たちが非常に喜びます。ぜひこれは早く立ち上げて、石井町に4番目のおもちゃ病院をつくりたいと思います。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 前向きなお答えをいただきまして、ありがとうございました。多分町長宛てに投書された人は喜んでいると思います。できればその人の文書を読んで感激いたしたので、名前を名乗ってくれたらお目にかかりたいなと、教えてもらうことがたくさんあるんでなかろうかと、私はあの文書を読ませていただいたときにそう感じました。 次に、リコールについてお尋ねいたします。 あれから大分月日がたつのですけれど、石井警察署のほうから何か連絡がございましたでしょうか、総務課長にお尋ねいたします。 ○議長(藤田高明君) 総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) お答えをいたします。 現在、捜査機関において適正に捜査はされておるとは思いますが、私どものほうにはその状況についての報告等はございません。また、今後捜査機関等より要請がございましたら、選挙管理委員会とも連携しながら協力はしてまいりたいと、そのように考えております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 警察も調べてくれていると思うんですけれど、いまだ解決しておりません。 先日、県警捜査2課と石井警察署のほうに進捗状況を聞きました。つい先日も私の知り合いの人から電話をいただいたんですが、高川原地区のある署名している人のところに、署名しましたかという確認に行かれたそうです。その人は自分が書いてなかったので、私の署名とは違いますということでした。勝手に名前を書かれたことにすごく腹が立ったそうです。このように町民の皆さんが縦覧すれば、まだまだたくさんの名前が出てくると思います。考えれば、本当に人の名前を勝手に使う、恐ろしい行為だと思います。何の罪の意識もない人がいると思うと、ぞっとします。時間はかかったけれども、町民一人一人が、やっぱり警察だな、ちゃんと納得する答えが出してくれたと、そういう結果が出ることを町民として信じて待っております。どうか、警察、この有線も警察の人もよく見てるということでございますので、必ず町民一人一人が納得のいく答えを出してほしいと願っております。 次に、石井町の処分場訴訟についてお尋ねいたします。 あれだけはっきりした証拠があったのに、一審も二審も町が敗訴したことは個人的には今も信じられません。1億3,000万円支払うという3人の連名の署名は一体どういうことだったのでしょうか。だからといって、逆に町を訴える、その新聞を見たときは大勢の人から電話をいただきました。やった者が得かと、あきれて物も言えないとのことでございました。あれだけはっきりした証拠があるのに、裁判費用、慰謝料を町に対して5,000万円も請求する、厚かましいのはほんまにほどがあるなというような電話でございました。何のために町が訴えられたのでしょうか、また今町はこのことに対してどのように対処しようとしておられますか、お尋ねいたします。 ○議長(藤田高明君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 何のため裁判が起こされたのかということで、まず1点目でございますが、町一般廃棄物最終処分場の管理をめぐり、不当な訴訟を起こされたとして、町に裁判費用、慰謝料など損害賠償をめぐる訴訟を徳島地裁に起こされたという内容でございまして、対応ということでございますが、町としましては町の顧問弁護士と委任契約を締結しております。徳島地方裁判所に答弁書の提出を現在しておりまして、今後口頭弁論が行われていく状況でございます。今後におきまして、町の主張を理解していただけるよう弁護士とも協議をしまして、しっかりと対応をしてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) どうかよろしくお願いいたします。 また、ここで町民の皆様に申し上げたいことがございます。 河野町長がかわれば、またこの5,000万円も支払わなければならないと思います。町民の皆様は、こういうことになったとき、その現状をまた現実にどのように受けとめられるでしょうか。もう本当に極端に言えば、1億3,000万円払うということは、私たち余り知恵はないんですけれど、自分がそういうことをしてなかったら、署名して払うやということを書く必要は本当にないと思うんですけれど、それを書いとっても、裁判を批判するつもりはございませんけれども、一審も二審も町が敗訴になったと。だからといって、何か名誉毀損というんですか、裁判費用というんですか、慰謝料、そういうようなことを5,000万円請求されました。河野町長がかわれば、その5,000万円も払わないかんような結果になるんでなかろうかと私は危惧いたしております。町長、何か一言ございますでしょうか、お願いいたします。リコール。            (町長河野俊明君「三言ぐらいある」と呼ぶ) よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) この訴えた方というのは、まだ恥の上塗りをしたいんですね。あれだけ町政を私物化して、自分自身が不当な利益を得とると思われてることで裁判を議会で承認を得て起こした。証拠不十分で不起訴になった。このことに対して、まだ2,500万円ずつ請求してます。この時期に請求するということは、町長をかえて、そのお金を自分たちのものにしたいというような考えもうかがわれます。たびたびお話ししましたら、また久米議員さんに同じことを何回も聞かされるわって言いますが、もう一回聞いてください。 これは供述調書です。私たちが想像で物を言ってることではありません。重要なことだけ、何しにこういう訴訟が起こったかということだけをかいつまんでお話をします。 前川平助、オンブズマンは、坂東忠之に選挙資金2,000万円を提供したのに、見返りがなかったことを不満に思って住民訴訟を提起した。岩佐透、これ名前言うてもいいでしょうね、この人が石井町を訴えてるんですから。と贈収賄で捕まった議員さんが、住民訴訟を取り下げるようにオンブズマンに頼んだ。その費用として300万円を八光海運に支払わせるように岩佐透が発言をした。八光海運から岩佐透に支払われた300万円のうち、150万円を前川平助、50万円をオンブズマン、50万円をもう一人の捕まった町会議員さん、残り50万円を岩佐透が取り込んだ。オンブズマンが監査請求をして、それを取り下げるために八光海運がお金をもらって、岩佐透がそのお金の50万円の一部を自分の私腹として肥やした。 八光海運の社長は、このように言ってます。岩佐透は平成20年1月24日、八光海運の会社事務所で私どもの社長に対し、前川平助に住民訴訟を取り下げさせ、その議員に議会で八光海運を擁護してもらうために300万円を提供するように申し入れがあった。岩佐透の口座に300万円を振り込みました。全部供述書ですよ。本人がこのように言ってるんです。被告岩佐透は、阿波クリーン及び有限会社八光が下請をするようになったいきさつについて、次のように供述をしている。正直な時期ははっきり覚えていないのですが、平成17年に入ったころ、藤建設の社長後藤さんから連絡があり、土建屋はもうあかんのじゃ、これからはごみ行政にかかわっていかなければならん、最終処分場の仕事をとりたい。元請を目指したい。八光の社長と話ししたいので、紹介してくれと頼まれて、暴力団の組長と一緒に大阪の八光海運の事務所へ行き、社長と会って、このことを話をしました。こんなことができるんですね、前の町長は。土建屋も、もうけにならんけん、ごみの仕事をしたい。よそに委託しとる分をうちの会社がしたい。そしたら、暴力団の組長連れていって、どなに言うたか知りませんが、これ岩佐透さん本人が言うとるんですよ、こういう供述をしてます。 まだまだたくさんありますけれど、ここの場で言うのは差し控えますが、こういうふうにして石井町の業務を私利私欲で暴利を得て、私腹を肥やしていた。こういう人がお金を払わなんでよかったって、そう思うとったらもう済んだことなんですよ。ほなけれど、まだ裁判費用2,500万円ずつを払えと言うてきた。町民の皆さんはどなに思いますか。もう一度裁判しますか。ほれやったら、こらえんと最高裁まで行ったらよかったですね。これだけの供述調書があるのに、検察庁、裁判所では証拠不十分として不起訴にした。私が議会で言ってることというのは想像で言ってません。全て本人が、こういう供述調書の2カ月の間の取り調べの中で勝手にしゃべっとんですよ。石井町の前の町政というのはそんなことができよったんです。だから、私は二度とそういう昔の町政には戻したくないというて頑張ってるんですよ。どうですか、小林議員さん。こういうことが行われとったのが、前の町政です。まだこんなことやんりょる、続いとんですよ。 2,500万円も弁護士費用にかかっとんやったら、請求書見せたらいいんですよ。ほんまに2,500万円払うて、木村弁護士にお金を払うたか。木村弁護士に全部相談しとんじゃないですか。そしたら、木村弁護士がもうそれだけばれて、暴力団のこともわかった、300万円入っとんもばれた、それやったら河野町長の家へ行って、謝ってこらえてもらえ、木村弁護士の了解をもらって私の家に来とんです、朝早くから。ほんで、私に500万円か800万円か知りませんが、お金を渡してこらえてもらおうと思うて連名書を持ってきた。今谷脇議員さんが言ったように、悪いことしてなかったら、こんな連名書や要りませんよ。私のところへどうして来るんですか、堂々とやっとればいい。しかし、ごっついお金ですよね、町民の本当に血税を私利私欲を肥やすためにこういうことをやってる、それでまだ裁判を起こしてる、この時期にですよ。だから、あの人たちが裏で特定の候補者を推してるというの、よくわかりますよ。5,000万円のお金をまた石井町から取りたいんですよ。これだけ悪いことをしとっても、まだそれ以上にお金が欲しい、あるいは裁判をすることによって石井町を混乱さす、こういう人ときちっと手を切るべきだろうと思います。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 悪いことをした人が得するような世の中には絶対しないでほしいと思っております。 次に、ホームエレベーターについてお願いいたします。 9月議会でお尋ねいたしましたが、いろいろなイベントに参加はしたいけれども、会場が2階にあると。足の痛い人は参加したくてもできない。最近町民の方から、何かいい方法はないかと再三尋ねられます。先日もちょっと聞いたんですが、ホームエレベーター、2、3人乗れるホームエレベーターを考えてくださってると聞きました。現在どのような状況でしょうか、社会教育課長にお尋ねいたします。 ○議長(藤田高明君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) 石井分館のホームエレベーターについて回答いたします。 公民館石井分館のホームエレベーターにつきましては、現地で設置を検討したところ、設置場所の関係から車椅子も搭乗可能な3人乗りのエレベーターが設置可能であると見込んでおります。今後は予算化に向けて検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 町長、足の悪い人にとってみたら一日一日が勝負で、1週間後に何かイベントがある、そのときに参加したくてもなかなか参加できない。その足の悪いことを想像してもらって、どうでしょうか、一日も早く設置していただきたいと思っております。町長から何か一言いただけないでしょうか、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 2階にエレベーターということで、無駄じゃないかというて当初は思っておりました。しかし、藍畑の分館の新築するに当たり、確かに高齢化が進む中で、エレベーターをつけてくださいという強い要望もありました。藍畑公民館の分館については、もう最初からエレベーターをつけさせていただきます。石井町と浦庄とか高原の分館についても、やっぱり私も最近特に思うことは、お年寄りの高齢化がどんどん進む中で、本当に手すりを持って歩きかねて2階へ行かれてるんですね。本当に実際エレベーターをつけるにどのぐらいお金かかるだろうなと思って、実は石井の庁舎のエレベーターを調べました。これも何と聞く人は笑うて聞いてほしいんですが、選挙の始まる最中に2,000万円のお金をかけて石井の庁舎にエレベーターをつけた、そしてそれから後、すぐ追加工事で200万円払ってるんです。おかしいですね、1割もの追加工事がすぐできるんです。ということは、2,200万円のお金がかかってるんですね。これも同じするなら、もっと早うにしたらいいんですが、選挙の時期に、それも余り詳しくないような業者がとっておりました。できたら、そのエレベーターが使えないかどうかということを、谷脇議員さんどうしても石井町にということで、まず考えました。 業者はすぐこういうことを言うんです。エレベーターというのは、やっぱり精密な機械なんで、移動して使った場合に非常に費用も高額になるし、危険性が伴うと。もう一回、どなんぞ研究してもらえませんかと言ったけれど、結局は使えないということだった。それで、階段の手すりの中に1人乗りのエレベーターというのがありますね。そういうのを、エレベーターといいません、リフトというんですかね、ぐるっと一人が乗って回っていく、それができるかどうか、検討しました。しかし、ちょっと石井の中央公民館の分館では狭過ぎて、それがつけれない。最後の手段があるじゃないですかね、今各家庭でもお年寄りのためにホームエレベーターというんがあります。3人ぐらいの乗りで、それで研究をしましたら、約600万円ぐらいのお金がかかります。それで、つける場所もちょうど事務室の一部を改造して、そのまま上へ上がるようにしたらどうにかつくような、今見通しがつきました。やっぱり高齢化に向けて、そういうことも必要だろうと思いますので、これから進めていきたいと思います。できたら、3月の当初予算につけさせていただきまして、あと地域の要望によって建てかえの場合もありますし、あるいはエレベーターだけつける場合もありますし、考えていきたいと思います。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) よろしくお願いいたします。 次に、自転車用ヘルメットについてお願いいたします。 10月24日に、公民館石井分館で交通安全の講習会が石井警察署の協力で開かれまして、100人近くの人が集まってくださいました。自転車に乗っている高齢者の事故が増えています。高齢者にもぜひヘルメットの着用ということで勧められました。そのときに警察のほうからパンフレット、またその実際の見本等を見せていただきまして、一人の女の人がモデルになって、かぶったところをみんなに見せていただいたんですが、おしゃれをかねている関係上、8,000円前後の費用がかかるとのことです。少しでも町から助成をしてくれないかという声をたくさん聞きました。まず、担当課の長寿社会課長のお答えをお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えいたします。 谷脇議員におかれましては、藤クラブの人員増、地区クラブの増設等のご尽力いただきまして、お礼を申し上げます。 老人クラブ藤クラブの皆様方からのご要望があったという形なんですけれども、老人クラブ藤クラブの人員の中でも自転車に乗られる方が全員というわけではございません。という形になりまして、一部の個人への補助という形になろうかと思いますので、町としては一部の個人への補助というのは少し難しいかなと思われます。 自転車用ヘルメットにつきましては、2,000円から3,000円ぐらいでも、安いものでも安全を守れるようなものがございます。それにヘルメットカバーという形で帽子をつけて、おしゃれにという形のものをつくられている方もいらっしゃいます。手芸クラブ等もあるようですので、そちらのほうでのご検討というのもしていただければと思っております。以上です。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 今、担当課長の岡田課長から聞いたら、ああ、なるほど、もっともやなと、もう少し安いヘルメットだったら、3,000円、4,000円でそれなりの機能を持ち合わせとるヘルメットもたくさんございます。年をいってもおしゃれというか、そういうことを忘れないという女性としての気持ちは大切だと思いますけれども、今課長がおっしゃったように、自転車に乗る人が老人会の全ての会員ではございません。もう乗られない人もおりますし、もう既に購入しておられる人もございます。今課長がおっしゃったように、ヘルメット自体に何かおしゃれの方法を、個人的で何かみんなが寄って知恵を絞っていけるような方法だったら、もう少し安くできるんでないかなと思うんですけれど、町長、どうでしょうか、町長の意見もぜひ聞いてくれと言われておりますので、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) まず、石井町は中学生にヘルメットの補助を出しておりますが、このヘルメット、どうして補助を出したかといいますと、中学生がヘルメットなしで死亡事故が起こりました。それで、必ずそういう事故を起こさないというもとでヘルメットの今補助を出しております。ちょっとネットで見ましたら、経済産業省の補助金事業対象の中で、補助金の中に高齢者のヘルメットというのがあるかないかというような記事が載っておりますので、そうなんですね、今中学生の場合は1,500か2,000円でということで、簡単なヘルメットを今補助してます。 私、今ちょっと気になるのは、朝時々会うんですが、いつもヘルメットは中学生の方、大多数の方がかぶってるんですが、一部の方はそろそろ中学生になったら髪型を気にする方がおいでになりまして、かごの中にはめてる。ほいで、お母さんやがちょっと踏切なんかで旗振んりょったら慌ててヘルメットをかぶりまして、通り過ぎたらもとへ戻す。教育委員会に以前お話ししたことがあるんですが、今のヘルメットというのはちょっと流線型になったり、いろいろカラフルになったり、子供たちに好きなヘルメットを選んでいただいて、本当に外出するときは常にかぶるようなヘルメットをしたらどうですかという実は提案もしました。そのことによって金額が上がっても、それはもう仕方ないですね。 お年寄りの場合は、ちょっと7,000円、8,000円というたら高額と思いますが、石井町がどこまで補助できるかという考えもあるんですけれど、老人会の運営の中で、例えばほな石井地区がモデルで、全部お年寄りが自転車に乗るときはヘルメットかぶりませんか、8,000円したら、そのうちの8割、9割までは自分たちで負担すると、あとの1,000円とか2,000円とかは、ほな町の老人会のほうで負担してくださいとか、それで必ずかぶって、お年寄りの方が子供たちに見本を示すとか、そういう機運をぜひ盛り上げていただきたいと思います。そういう中で石井町が補助金を出すというのは、本当にお年寄りの方がそういうのが必要だったら、私は出してもいいなと、そのような前向きな考えでおります。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 次に、ごみ収集について。 これは本当にうれしいことを聞かせていただきました。私も議員にならせていただいて、おかげさまで各地区に知り合いもできました。できるだけたくさんの人と接するように心がけております。また、女性でなければ気がつかないことも多々あると思っております。先日、ごみ収集のことで、谷脇さん、これだけは必ず議会で言ってほしいということで申し上げます。 キョーエイの北のほうに住んでいるたくさんの人から、前町政の業者と違って、まあ今回ってきてくれる業者の人は、ちゃんと挨拶もしてくれるし、ごみのネットはちゃんと畳んで、またその上、風が吹くときは飛ばないように重しを置いて気配りをちゃんとしてくれる、あんな業者は本当に今までいなかったと、これからもああいうような業者は本当にあるでしょうか、出てくるでしょうか、今の業者の人に引き続き仕事をしてもらえるように町長さんに頼んでほしいということでございました。また、その他の地域も、私もできるだけ知り合いのところの人に聞いたら、他の地域の人もちゃんとしてくださっているので助かっているということでございます。また、最近特別収集日もたくさん多くなり、また主婦の一人として年末年始のごみの収集は本当に助かっております。町長、そういうように町民の方から言われたんですけれど、このことに関して、町長、いかがでしょうか。もう何か一言お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) これもたびたびお話をしますが、石井町内のあれだけ広い5つの地区のごみの収集を全て町長の親類の方が請負をしてました。町長が20年間ということの長期政権になりますと、こういうことが議会で平気で通る、これが当たり前になってくる。そして、今の3つの業者に入札するときに、野党の議員さんは反対をした。きちっと指名願を受け付けて入札する中で、何しに反対するんですか。そして、どうですか、年間に2,200万円下がった。5年間で1億1,000万円のお金ですよ。それで、今の3つの業者というのは、物すごいごみの日数が増えてます。安い金額で日数が増えて、そして3つに分けて2,200万円ものお金が下がった、こういうことを町民の皆さんはどこまで認識されていますか。それで、今谷脇議員がおっしゃるように、非常に挨拶もできるし、後のネットのごみの片づけ、私も一回そういう場所に出くわしました。ほうき持って、きちっとあとの散らかったごみをはいてました。じゃあ、前の業者がそういうことができとったかというたら、何もできてませんよ、これが恐ろしいんです。 だから、同じようなことがもう一度起こそうと思うたら、町長をかえたら簡単にできるんですね。町民の皆さんも本当に石井町がよくなっていって、そういうお金を削減したおかげで石井町はよその町政に進んで住民の福祉サービスができてるんです。こういうことを4割の人がわかってくださらないというのが腹立たしいといいますか、非常に残念な思いがしますが、本当に今の3つの業者には私からも御礼を申し上げます。毎日毎日本当に私からいったら安い委託金で、町民の皆さんには喜んでいることに対して御礼を申し上げます。 ○議長(藤田高明君) 小休します。            午前11時50分 休憩            午後 0時59分 再開 ○議長(藤田高明君) 再開します。7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 町政全般ということで。 先日、私の家へ町民の方からお電話があったことに関してのことでございます。ある議員が町長選に出馬表明したという徳島新聞を見て、町民の方からお電話をいただきました。あの新聞を見ると、言論の自由、報道の自由という日本ではございますが、町長と反町議が激しく対立している状況をつくっているのが、さも町長だと受けとめられるような新聞内容であったかと言われました。私もそのように感じました。町長が何でもかんでも反町長派議員の言うことを聞き、またそれを聞き入れれば、議会は対立することもなく、丸くおさまりますが、そうすればどうでしょうか。今石井町はこのような石井町政になっているでしょうか。町長は私利私欲に走らず、ただただ町民の幸せだけを考え、石井町を県下に誇れる町政にとしてくださいました。また、子育て支援、私たち高齢者に対しても、いろいろと県下に先駆けて取り組んでくださっております。町長のリコールも本当にする意味があったと思う町民は何人いたと思われますか。町税を220万円も無駄遣いし、町長が一貫して女性の髪の毛一本もさわっていないと言っているのですから、信用すればよかったのはないでしょうか。それなのにあることないことをつけ加えて、リコールもしましたが、リコールは町民の判断により成立しませんでした。反町長派の議員は町長をやめさせようとしたかもしれませんが、町民はそれに対してノーという答えを出したのです。また、反町長派の議員は、町長に対して辞職勧告決議案も2度出されました。議会の対立を町長のせいにしないでほしいと思います。町民の人からの意見でございます。また、前町長のようにオール与党がいいとは私も決して思っておりません。ただただ、意味もなく町長の足だけを引っ張るのはやめてほしいです。河野町長のように私利私欲に走らず、町民の幸せを一番に考え、石井町をここまでにしてくださる力を持った人はいないと思います。 ここで黒川参事にお尋ねいたします。 先日の新聞を見て、トップダウンで物事を決めるとありました。我々の世代はろくに英語も習っていなかったりするので、同じ世代の人から電話がありました。横文字には弱いので、もうあれをどのように理解したらいいかということでございます。私も大体のことは理解しておりますけれども、人に教えるときには自信がないと、こういう意味ですよ、こうですよということは教えられません。間違ったことを教えても困りますので、黒川参事、そのことの意味は、正確な答えをひとつよろしく願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 トップダウンということでございます。正確な意味と申しますか、私のほうからは一般論として申し上げさせていただきます。一般的には企業経営などを行うとき、上層部の意思決定、これが上位から下位に伝わりと、それに従わせるというような方式かというふうに私は理解をしております。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) ここで町長にお尋ねいたします。 石井町は、何事もトップダウン方式で物事を決めているのでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 余り出馬表明された人の悪口を言いたくありませんが、この人が中立で言ってるんなら話はわかりますが、今までの混乱というのはこの人がほとんど主導者じゃないですか。藍畑の例えば民営の保育一元化、たくさんの人が町長室に来ましたよ。民営化には反対してません、藍畑の幼稚園を残すだけです、それが私の願いですと言った。それで、私たちは役場の中で検討して、残しますと言ってます。それのに署名活動をした。その署名も、うそがもうたくさん入ってましたね。 それから、リコールの問題。リコールをすること自体はいいでしょう、しかし3,000も超える不正をせなんだらリコールできませんか。慌てて最後にうそばっかり、うそ八百並べて、私のうそばっかり言うてですよ、あのときのことを見たら、本当にうちの家内やは寝れんと言うてました。そのぐらいあなたたちはうそを並べて、私の家の前でもマイクで言った。しかし、町民はやっぱりそういうのにははっきりしてますね。町長が何か悪いことしたんですかと、ほやって言う人がほとんどです。ただ、一部の人はそういうことをしたおかげで、藍畑の私いろいろな地域の行事に行きますけれど、無理やり署名させられた、もう頼みに来て、嫌のにさせられた、もとのPTAの何か役員さんが来た、嫌というのを無理やりさせた。私は誰がしたか、一々覚えてませんが、私の目をよう見ないんです。そういう対立を生んだんも、この人ですよ。そういう人が対立を一本化したいや、一本化するん簡単ですよ、私が何や野党の言うことを全部聞いたらいい。そしたら、どなになりますか。ある一部の例えば土建業者が石井町の事業を全部独占する、これも100%近いお金で独占する、そういう人が選挙事務所から何から全部応援する、最初から借りつくっとるじゃないですか。だから、私はそういうことは一切やらないんです。 あなたたちが、野党の人たちが私をどなに町長やめさせたほうが、あなたたちは利権が戻ってくるでしょう。しかし、私は一切悪いことはしてませんので、何を言われても心配ないです。ある県会議員さんみたいに、一緒に与党でやっとって、それで県会議員になったらああいうことをなさる、私は一切ありません。だから、あなたたちがどういうことを言って、どなんぞ引きずり落としてやろうと思うても、何も出てこん。何にもありません。私の息子のところまで、いろいろお歳暮とかお中元を贈ってきた人がおります。私が受け取らないからね。息子に全部言って、返してもらいました。そういうことですから、利権は無縁ですね。 私ははっきり言って、トップダウンで物事を決めると言いますけれど、首長なんですよ、私は。みんなが何もしなくて、何も石井町を変えなくて、同じようにのほほんとおる町長だったら、世の中は石井町は物すごうおとなしいです。改革には抵抗力ありますよ。例えば入札する、入札が今72.64%で石井町が一番安い。そしたら、野党の議員さんはどなに言うか、業者にもうけらさんでないか、ほんな町長あっか。業者がもうけない、損した価格でとりますか。私は幾らでとれやというて、一つも指示してない。業者が、今の町長は談合や何もできんわな、私たちのできる価格で、ちょっとでも残ったらいい価格で今落札してるんです。だから、入札がきれいくできてるんです。だから、公平にいろいろな石井町の業者が仕事が当たってるんです。そういうことを考えていったら、余り批判はしたくありませんが、笑えますね、このコメントについては。 こういうことよりは、小林議員さん、政策勝負しませんか。今の私たちの悪いことを、私だったらこうやってするって言うてください。何ぼでも私、永久に朝まで討論する自信があります。というのは、私はそれだけ町政運営に自分の身を削ってやっております。石井町のことは、課長さんよりも私のほうがよく知ってます。それだけ勉強していますし、それだけ今の町政運営には自信を持ってます。いざこざいざこざしんだいことはやめて、本当に町長を目指すんだったら、河野町長と朝まで討論やりませんか。私は絶対自分の政策に対して、私だったらこの政策を続けていって、石井町をもっとよくする自信がある、これからこういうことをやりたいということも言えます。出馬したらですよ。しかし、そういうことよりは政策論争が一番です、期待をしておりますので。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。
    ◆7番(谷脇孝子君) 先日、町長を囲む会主催で、町政報告が中央公民館で立ち見席が出るぐらい大勢の人でいっぱいでございました。7年半の間にあれだけの改革をしてくれる人はいないとみんな言っておりました。2期8年の条例をどうのこうのと言うよりも、町民の大多数の人は、町民のことをこれだけ考えてくださる町長はいない、引き続き河野町長に町政をお願いしないと、またもとに戻りますということです。みんな力を合わせて応援したいという力強い声をいただいております。町長、町民のこういう声を聞いて、今の町長の心境はどうでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 一生懸命町政運営をしていたら、一部の人ですが、わかってくださる人はわかってくれてるんやなと、そのように思ってます。非常にありがたく思っております。 ○議長(藤田高明君) 7番谷脇君。 ◆7番(谷脇孝子君) 私も議員にならせていただいて、丸4年が過ぎました。今の石井町、至るところに行きましても、河野町長ほど改革してくれる人はいない、谷脇さん、引き続いて河野町長を我々中高年女性中心に応援しますから、町長に絶対どんなことがあっても引き続き出ていただけるように説得してよという声をたくさんいただいております。最後に、町長にそのことをお願いしながら、本日の私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 議長の指名によりまして、これより私の一般質問を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 通告書に従いまして、まず1番目の項目、耕作放棄地の現状とその対応策についてということでございます。 今までこの問題に関しましては、たくさんの議員の方が幾多の機会を持って、この議会でもって質問、発言なさってこられたことでございます。そういうふうに考えますと、これからますます増えていくであろうこの耕作放棄地の問題というのが、まるでこれもう永遠の課題のようになってきてしまっておるような感がございます。やはりこれは永遠の課題に終わらすんではなくて、もちろん一番本当現代の地方自治体の行政の中において重要になってくる問題に、これからなるんではないでしょうか。どんどんどんどんこの耕作放棄地が増えているこの現状でございます。 そこで、幾つかご質問のほうをしていきたいと思うんですけれども、まずこの11月に農業委員会のほうで農地パトロール、これが終わってると思うんですけれども、現状どうでしょう、去年と比べましてこの耕作放棄地というのがどのような感じ、増えているのか減っているのか、それについてまず農業振興課長、答弁よろしくお願いします。 ○議長(藤田高明君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(田中達也君) お答えいたします。 去る11月6日に、農業委員さんと農地パトロールに全地区させていただきました。それで、今年の26年度については、まだ現状で集計中でございますので正確な数字は出ませんが、私の感覚からといたしましては多少増えとるような気がいたします。それで、過去の耕作放棄地の面積を少しだけお伝えしたいと思います。平成21年度が13.7ヘクタール、平成22年度が12.3ヘクタール、平成23年度が13.5ヘクタール、平成24年度が13.7ヘクタール、そして昨年度ですが、平成25年度が14.1ヘクタールと、24年から25年にかけましては0.4ヘクタール増加しているという状況でございます。それで、農業委員会といたしましては、この集計をまだ今上げておりますが、この集計をもちまして農家さんのほうにまた連絡いたしたいと思っております。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 今の答弁にもありましたように、やはり危険水位のあたりで横ばいしているというふうな状況であるかと思われます。問題なのは、やはり耕作放棄地というのが増えてきますと、周辺の住民の方になってきます。あるいは周辺の耕作地で耕作をしている方々に対する迷惑ということになってくるわけなんですね。例えば周辺の住民から、虫がわくであるとか、悪臭がするであるとか、そういうふうな苦情というのもやはり生まれてくると思います。そういった苦情が、どうでしょう、町のほうに、福祉生活課のほうに何件か、今年なんかでも届いているんでしょうか、この辺福祉生活課長、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) 草等々の管理に関して、私どものほうに参っている、受け付けている件数でございますが、草だけに関して申し上げれば、これはもちろん農地以外も含んでおりますが、平成25年度で44件、今年11月末までで32件でございます。なお、受け付け総数としましたら、これは例えば雑木等々のことも含んでですが、25年度、61件、26年度、48件でございます。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) やはりこのように農業振興課だけでなしに、福祉生活課のほうにもやはり苦情が来ているということは、今でこそ危険水位のところでとまっているものが、一旦これやっぱり水位を破りますと非常に本当に危険な状態になるのではないかと思われます。 まず、農業振興課といたしましては、今後こういったものに対しましてどういうふうな対策、現状でもこういった苦情が来たときにどういうふうな対策を今取られているのか、まずご答弁お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(田中達也君) お答えいたします。 まず、農地パトロールの今現状という形で、先ほどお話しさせていただきました。それで、耕作放棄地と確認された農地におきましては、所有者に対しまして適切な農地の管理をお願いするとともに、農業委員会会長名にて遊休農地の雑草除去依頼通知を送付しております。 また、今福祉生活課等々でありましたように、住民の方の苦情があった場合につきましてでございますが、私どものほうにも多少なりともございます。早急に現地確認いたしまして、所有者がわかれば所有者とお話をさせていただき、対応していただくような形でお願いしております。また、連絡がとれない場合につきましては、連名にて除草依頼文書等を送らせていただいております。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 現状そういった方式でもって対応をここ何年かずっと多分してきてるんだと思います。しかし、それにもかかわらず、相変わらず数が減らないということになってきますと、やはりこれは別の対応策を早く本当に考えていかなければいけないんではないでしょうか。こうなってきますと、例えば相続放棄地であるとか、本当そこの持ち主がどこへ行ってしまったかわからないとか、そういうふうな土地に対してはどういうふうにすればいいか、個人情報保護法等がございまして、非常にこれ難しい問題になるとは思いますが、これをやはり今後なくしていくためには、ひとつ対策委員会を早急に庁舎内に設け、あるいは有識者等をその対応委員会の中に呼んで、そして対応策をつくるための委員会を早く結成し、そしてその解決に向かっていくという前向きな方向を打ち出していかなければ、難しい問題を難しい問題で終わらせてしまうのでは、いつまでたってもやはりこれ減っていかないと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか、もう一度農業振興課長、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(田中達也君) お答えいたします。 今おっしゃられたように、すごく難しい問題という形で、耕作放棄地で所有者の不明の場合、またおっしゃられました相続ができていない、相続をされない方が非常に多くなったという事例が現状でもございます。今そのときの対応ということでございますが、農業委員会、福祉生活課と連携をとりながら、いきいき農業振興課、住所所在者との連絡がとれるように鋭意努力しているところではございますが、さすがに居所不明という方も中にはおいでます。そのときの対応という形につきましては、もう今のところ現状では手の打つところがないという状態になっております。また、農地法のほうによりましても、耕作放棄地、所有者のいない場合という形で法規な手続を踏めば、それを利用される状態になることもございます。ただ、そこまでのハードルが非常に高くて、今のところお願いをしていく状態でございますので、また周辺地域の皆様等々の情報もいただきながら、努力していきたいと思っております。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) これに関連いたしまして、先ほど言いました対策委員会等の設置とか、あるいはもうこれも本当町の権限でもっての行政代執行であるとか、そういった点も踏まえて、前にも一度町長に所見をお聞きしたとは思いますけれども、今後の耕作放棄地についての対策、これについての町長のご所見のほうをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 毎回同じような質問をいただいてるような気がしますが、耕作放棄地が増えてる原因というのは、耕作している人の高齢化が進んでるのが一番、それとつくったいろいろなお米とか、そういうものについてもうけが少ない、あるいはもうけにならない、あるいはする人がいない、後継者がいない。それと、敷地が実は狭いんですね。例えば道がついていないとか、あるいは三角地であるとか、そういうことが大きな理由でなかろうかと思います。 この耕作放棄地を国はなくすために、例えば稲作を野菜に転換したり、あるいは飼料米にする場合の補助金なんかを出しております。石井町は田中課長といろいろ相談する中で、今までだったら例えば1,200坪でないと買えないんですね。一般の家庭の人がちょっと百姓したいなと思っても、1,200坪の土地をまとめて買うというたら、ちょっと難しいです。その部分をもう少し実は下げて、それが1,000坪がいいのか、800坪がいいのか、あるいは500坪がいいのか、それとも住宅地の横に農地があるんだったら、それが100坪でも200坪でも許可ができるのか。日本では一つの、私所信表明でお話ししたと思うんですが、一つの自治体が農業委員会から市のほうにそういう権限を全部実は移譲しました。そして、その市がもとになって、本当に農地として耕したい人に対しては許可をするというような、そういう先進的な実は事例も出ております。そういうところも含めて、今議員のお話にありました当然対策委員会の設置の中でそういうことも議論していくのもいいだろうと思いますので、これは早急にやっぱり前向きに今後の課題と思って取り組んでいきたいと思います。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) この課題につきましては、早速前向きなお答えのほうをいただきました。実際私の周辺の住民の方から、やっぱりいろいろどなんかしてくれへんかな、どなんかしてくれへんかなということをよく言われるわけなんです。非常に難しい問題ですけれども、今の町長のご答弁聞っきょりましたら、前向きに、ああ、考えてくれよんやなというふうにご理解していただけると思います。それでは、1番目の項目はこれで置いておきます。 次に、2つ目、現在つくっております町道123号線です。 町道123号線の現在の工事、進捗状況についてということでございますが、これも幾つか建設課長のほうにお聞きしたいと思います。現在工事が行われておりますのが、第2工区です。第2工区、まずもう当然工事のほうは進められているわけでございますが、それへ入ってます入札の状況です。どのような入札でもってその業者が決定しとるかと、まずその点について、建設課長、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 平成25年度中には500メーターのうちの360メーターが完了しており、残りの140メーターについて、この9月1日に7工区が落札金額が1,890万円、契約金額が2,041万2,000円、8工区が落札金額が1,127万円、契約金額が1,217万1,600円といって契約しております。以上です。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) という入札の状況でございます。もちろん町長がふだんから言うておられますように、きちっとした入札でもって、妥当な金額でもって、これはもちろん入札に入られていることだと思います。 その進捗の状況でございます、次は。 まず、これが今のところ計画どおりに進まれているのかどうか、それについてお聞きいたします。建設課長、お願いします。 ○議長(藤田高明君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 7工区、延長が40メーターなんですが、そこには俗に言うボックスカルバート、これが26メーターの延長になっておりまして、1区当たりの内腔断面が2メーター50と、たっぱが1メーター50の割と大きなボックスカルバートを今現在はセットできております。その進捗率が約70%、7工区は11月末現在は70%であります。次の8工区、これ延長が100メーターの分ですが、11月現在の進捗率は60.8%と聞いております。以上です。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 現在行われている工区に並行するかどうか、それが終わってからするのか、ちょっとまた後で答弁伺いますけれども、昨年度25年度でつくりました第1工区の分の舗装ですよね、舗装をいつぐらいに始め、そしてもちろん桜の苗木を植えるという計画ではございますが、舗装してからでないともちろん苗木のほうは植えることできないと思いますので、舗装して、そしてその苗木を植えるというのが、大体どれぐらいの月から始まって工事予定の完了がいつぐらいかと、そういったところについて、もう一度建設課長、答弁お願いします。 ○議長(藤田高明君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 舗装工事については、西側起点、町道石井188号線から東へ160メーターの間を年内に工事発注をしてます。以上です。 ほんで、完成予定は、桜のオーナー制度もありますもので、3月末か3月上旬を目標に発注の計画をしております。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 私も工事関係に関しまして専門家ではないので、見てどれぐらい進んでいるかというのもよくわからないわけなんですけれども、昨年度、昨年って、もう今年ですよね、まだ。今年のたしか4月のいっぱいぐらいまで、今の第1工区の工事というのはかかってしまってたと思うんです。ですので、田植えの時期に多少やっぱりずれ込んできたように思います。これが舗装工事ということになってきますと、これがおくれるということになりますと、もう本当に周辺で田植えをなさってる方々には非常に迷惑がかかってくることになります。したがいまして、やはりこの工事はおくれてもらうわけにはいかないわけでございます。その辺のところはどうなんでしょう、建設課長、その辺はしっかりと計画のほうはいけるんでしょうか、もう一度ご答弁のほうをお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えします。 去年、私も4月に来て、ちょっと繰り越しの分もありまして、ちょうどこの田植え時期には付近の方にご迷惑をかけたんですが、舗装工事については十分田植え前の2月末なり、3月も上旬には竣工できるように計画して、発注したいと思っております。以上です。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) ぜひともこれはおくれないように、工事のほうはもちろんしてもらいたいわけでございますが、ただ一つ問題点がございます。町長の所信の中でもおっしゃいました、現在96%の買取率ということでございます。たしか3カ月前も、半年前もそう言うてたんじゃないでしょうか、1筆残ってるみたいですね。これにつきまして、現在この一筆残っているところの状況はどのようになっているのか、遠藤参事のほうからご説明お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 遠藤参事。 ◎参事(遠藤光宏君) お答えいたします。 ご指摘のとおり、未買収地につきましては地権者1名、筆数1筆となっております。9月議会において議員さんから同様のご質問をいただきましたが、9月議会終了後からも、建設課長をはじめ、担当が5回、地権者のお宅を訪問し、用地交渉させていただきました。地権者の代替地等の希望にもこちらからもいろいろご提案をさせていただきましたが、まだご理解をいただいていないのが現状でございます。今後もできるだけ協議の場をもちまして、ご協力いただけるように努力していきたいと、このように考えております。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 建設課長のほうにちょっとお聞きしますけれども、残った1筆のこの土地というのはどうでしょう、現在行われています工区ですね、この2工区、いわば第7工区、第8工区ですか、これを工事をやっている上でその土地を買えてないのに支障はあるんでしょうか。また、最悪その土地を買わなくても道は通すことは可能なんでしょうか、その点ちょっと建設課長、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 現道が16メーターと思うんです。そして、歩道が3メーター、それと植え込み部が1メーター50、それを含めて買収、今まではしております。そして、未買収地について現実の話が、車道とあとは路肩も含めての幅員はその買収範囲内で舗装までして、ほんで車両が通行できる方法を計画、考えております。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 明確にお答えします。 ご心配いただいてありがとうございますが、歩道部分の一部が着工できない。本体の道路はできます。片側の歩道はできます。ということで、とりあえず歩道の一部が、片側が残るというだけで、通行には問題ありません。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) わかりました。 とりあえず本道は通すことが可能だということは、今お答えいただきました。しかし、町といたしましては、もちろん引き続き粘り強く地権者の方と相談していただいて、何とかスムーズに事が運んでいただけるようにお願いしたいと思います。 次、3番目に参りたいと思います。 3番目の項目といたしまして、農大跡地についての現在の進捗状況ということでございます。本来であるならば、ここで私の質問といたしましては、現在のところ徳島大学の生物資源産業学部などの組織再編等はどれぐらい進んでいるのかというふうな質問のほうを黒川参事のほうにしたかったのでございますが、偶然にも現在開かれております徳島県議会で昨日の代表者質問の中で、樫本県議のほうからちょうど同じような質問が飯泉知事のほうに行っております。 徳島新聞のほうにもこのように書かれております。樫本氏が、徳島大学が2016年度に新設する生物資源産業学部をこの農大跡地に活用してはどうかというふうな代表質問がございます。これに対しまして飯泉知事が、旧農大跡地は広大な敷地を有し、県農林水産総合技術支援センターにも近い。農業教育に歴史のあるこの地に進学部の研究や実習の拠点が置かれるならば、人材の育成や新技術の開発において連携強化が図られ、本県農業の成長産業化を一体的に推進するアグリサイエンスゾーンが形成されると期待しているというふうな答弁がなされております。したがいまして、実際組織再編というのはどのように進んでおりますかという質問に対して、もうここで2016年度に生物資源産業学部が新設されるということがどうやらもう決まっておられるようでございます。 そこで、まず町といたしましては徳島大学、この新しい学部ですね、これに対しましてどのような接し方を検討しておられるのかについて、まず黒川参事、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えをいたします。 町としてのこれからの誘致に向けた内容としましては、大学の誘致につきましては地域の若者の生活文化、こういったことを創出するとともに、活力や経済効果を生み出し、石井町の活力向上に資することになろうかと思います。仮称でございますが、生物資源産業学部、この創設によりまして、さらに地域農業の発展にするよう、町といたしましても生物資源産業学部、この機能の誘致実現に向け、徳島県と連携を図りまして、できる限り協力をしていかなければならないと考えているところでございます。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 今の説明によりますと、石井町といたしましてはもう農大跡地を購入するというのではなく、そこに来る徳大、この産業資源学部ですか、これとまた県とも連携をいたしまして、これに対して支援をすると、これからの町の体制はそういうふうな体制でもって進めていくんだというふうに私どもとしては理解してよろしいんでしょうか、もう一度黒川参事、お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 ただいまご質問をいただいたとおりということで解釈をしていただければと思います。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) そういうふうな形になりますと、町も無駄な買い物をせずに、そしてひょっとしたら町の人口増、あるいはそういったところから新しい作物等が生まれてくれば、もちろん石井町にとっても非常に有益なことになると思います。ぜひともこれからも県とそして徳大と連携をとって、いいものをそこに作成していっていただきたいと思います。 最後、4番目でございます。 町政についてということでございますが、最近ここ2、3議会、ここの最後の町政のところで、よく私、町長の所信表明について言うてるわけでございますが、また先日の所信表明でも言っていただきました。何ですって、私は悪いことは一切しません、野党議員が全て悪いと。野党議員が全て悪いというふうに断言されました。やはり何度も言いますけれども、公共の場所で公共の電波を使って、町民の方皆さんに物をしゃべってるんですから、もう少し言葉を選んでいただいて、野党議員が全て悪いというの、これどういう意味ですか。台風が来るんも地震が来るんも渡内川が氾濫するんも、皆野党の責任ですか。これ一体どういう意味なんでしょう、ちょっとこれ答弁をお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 90分の時間の最後は大体あなたはそういう質問されますが、私がやってることというのは全て石井町のことだけしか考えてません。あなたがやってることというのは、どなんぞ石井町長を引きおろすことしか考えてないんですね。 あなたも町会議員になられたときに議員必携というのを読んでるでしょうが、批判、攻撃そのものが目的ではなく、あくまでも行政を合理的、効率的に行わせることが目的である、ただ批判のみに終わると、ひとり芝居では能がない。批判や攻撃は、必ずこれにかわるべき代案をもってしなければならない。あなたたちが、私が一生懸命石井町を改革していっきょることに対して、例えば役場の新庁舎でも、約60年たって雨漏りがする、それからあっちこっちはげてきてる、耐震もできない、それでも反対をした。何しに反対するんですか。基金って、新庁舎建設基金って何のためにためてるんですか。ほんで危ない、どんな想定外の地震が来るかわからんのに、それも反対する。60年のコンクリートを直して、ほんなもうやりないこせえやという人がおりますけれど、笑われますよ。だから、あなた方は反対をする議員なんです。石井町長がしよるこの改革に対して、7年半で100億円の改革がどこにできますか。入札差金で10億円の改革がどこにできますか。そういうことを私たちはあなたに問うてるんです。できるんだったら、やってみてくださいよ。そういう石井町長が、河野がこんな悪いことしよる、そのためにはこういうことをして石井町をよくしようという代案を言われたことありますか。ただ、あれも反対、これも反対、反対ばっかりの質問じゃないですか。最後に、そしてこんなしんだい質問をされる。国会議員の内輪論争よりはましですけれど、私が仮に町会議員だったら、60分の持ち時間、もう質問いっぱいできます。よその先進事例、よそではこんなことを町長やってんですよ、これをどんぞ取り入れませんか、農業政策やってそうですよ。私が言うた所信表明聞いてくれましたか。聞いたら、すぐネットで調べたらいいんですよ。どうしてあの市が農業委員会の改革をして、全国から大企業が来るほど今注目の的になってるか。そういうことをやろうと思ったらできるんです。私はそういう提案をあなたたちに待ってるんですよ。 だから、今のあなたたちの野党の議員さんの質問というのは、抵抗勢力そのものですよ。何ぼええことしても反対する、石井庁舎が10億円の入札差金でただで建った、本当じゃないですか。じゃあ前の坂東町長がそのまま続いとったら、これこそ石井町潰れてますよ。だから、私は証拠のもとで自分の実績のもとでこういうことを言ってるんです。あなたも議員さんだったら、それも同じ石井町で私も家からも近い。野党のそういう抵抗勢力と一緒にならんと、町長、石井町を一緒に改革していきませんか、石井町はまだこんな悪いところがあるんですよ。例えば石井の旧道を通ったら、こんなところありますよって、あなたこの4年の間で何ぞ地域のことについて質問されましたか。仁木議員さんや谷脇議員さんは、一生懸命歩いて、石井のここが悪い、ここを直してくれというて言ってきてますよ。あなたは一回もそういう質問がない。だから、抵抗勢力なんです。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) だから、全てというて言わんと、今のように言うたらいいじゃないですか。全てと言うたら全てになるんです。私、今これ4番目の項目で言うてるでしょう、いつも大体。1番目、2番目、3番目、あるいは5つあるときは4番目、大体そこまでの項目は、私は検索なり、質問なり、それから町民の方の素朴な疑問ですね、そういったところ、またこういったことをしたらええんじゃないか、そういうことを私は言うてるはずなんです。あえて最後に、もっといい町政にしてほしいから注意をしているだけなんです。この所信表明でのこの言葉がなかったら、僕の今日の4番目の項目はないんです。3番までで終わってるんです。もっと品性のある、品位のあるものにしてほしいから、あえて私は言うてるだけなんです。 例えば私は悪いこと一切しませんって言いますけれども、じゃあリコールのことだってそうでしょう。じゃあリコール、何であったんですか。あなたが有罪判決を受けたから起こったことなんじゃないですか、どうですか。損害賠償請求裁判だってそうでしょう。これもあなたが率先して裁判を主導し、そしてその結果一審で負けて、完全な敗訴ですよ。しかもそれが二審の高裁に持っていって、また敗訴した。これも同じなんです。あくまで、あの事件かってそうなんです。損害賠償請求裁判と贈賄のほうと一緒にして物事をしゃべってしまうと、これはあのテレビカメラの向こうで聞いている町民の方々はごっちゃになってしまうんです、頭の中が。これをきちっと切り離して説明する必要がもちろんあります。物事にはこっちから見るんとあっちから見る、2つの見方が絶対に存在するわけなんですから。それをさも自分が全く間違うてはいない、間違うてるのは全てあなた方だという、こういうふうな言い方をするのは私はどうかなと、そういうふうにご意見を申し上げてるわけでございます。この意見に関しましてどうでしょう、もう一度お願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 疲れますが、何しに損害賠償の裁判を起こしたか、何しに贈収賄で捕まったか、全部一連の流れじゃないですか。私が町長になってなかったら、ああいう事件は表に出てませんよ。今までも同じように、暴力団使わなんだら自分の仕事がとれん、それも自分が町会議員でおってですよ。暴力団のやくざの組長の嫁さんの会社をそのままもろうて自分の会社にして、自分が社長になって町の仕事を請け負う。まだ目が覚めませんか。情けないね、これだけの事実があっても。 石井町は、じゃあ最終処分場というのは、岩佐透はそのときはこういうこと言ってるんですよ、議会で。私は議会の議事録、全部読みないこしました。あの業務についてはよその業者に委託する必要がないと、たった2人でできますから、石井町の職員さんでやりますって言ってるんです。ところが前の町長と大阪の八光海運との間に裏取引の書類が出てきた。議会も何も知らん。あなたの会社にあなたのおっしゃる金額で、あの最終処分場ができる間ずっと委託しますよ、こんなばかな、議会も無視した、町民も無視した、そういう裏の契約があったんですよ。そして、高額で委託をした。私が町長になってから、よその業者に委託したら、わずか半額ですよ。それを私が議会の中で言った。そしたら、その当時の岩佐透が、百条委員会にかけえ、それが始まりじゃないですか。表へ出されたら弱ることなんですよ、あの人たちは隠しておきたかった。町民も知らなかった。その当時の議員さんは全部賛成した。この改革ってひどいじゃないですか、5年間で1億円浮いてるんですよ。最終処分場じゃね、ごみの問題で5年間、1億円浮いてる。本当に町政を私利私欲で、自分の腹を肥やすためだけに石井町役場があって、町長があって、そういう取り巻き連中がおったんです。 何回でも言いますけれど、こういうことをあなたももっと勉強したらいいんですよ。どういう議会でどのような推移になってるか。そして、私が町長になる前に、オンブズマンが石井町に対して高過ぎるというて請求を起こした。そしたら、そのオンブズマンが突如取り下げした。その当時の議会の議事録読んだら、どなに言うてますか。町長は何しに取り下げに同意せんのな、私この書類が出るまでは知らなんだです。ところが裏で岩佐透が仲介して、300万円のお金が渡っとんですね。オンブズマンもほんまに何という、名前だけ市民のための味方、裏ではお金のオンブズマン、前川平助ですけれど、そういうことがずっと石井町にはそういう癒着があったんですよ。何じゃ一緒の問題じゃないですか、何しにこれが起こったか、そういう問題が不正に、入札もせず特定の業者に長期間高額で与え続けた、その間の町民の税金というのはどれだけ無駄に使われておりますか。 あなた、久米さんね、一回議員さんばっかりで夜間徴収行ってください。私たちだけが、役職員だけがボランティアで夜間徴収へ行く、そしたらわかりますよ。どれだけ税金の払えないで苦労している人がおるか、その3億円のお金があったら、本当に町民の人に還元できるんですよ。あなたはそういう苦労を一つもしてない。役場のトイレ掃除ぐらい、自分やでしたらどうですか。町長が自分のトイレは自分で掃除しよんですよ。こういうことを言っても、あなた方は自分やの使うトイレを自分やで掃除しようという考えが浮かばない。町長が夜間徴収行っきょんやけん、ほな僕やでも一回行ってみんか、議員さんが行ったら、知り合いのところ行ったら、払うてくれるかもわからん。町長が行ったら払うてくれるんですよ。町長が来とるけん、しゃあないわ、お金払うとくわ、ちょっとやけんどこらえてよってくれるんです。そういうことを町民の、庶民の声を知らなくて、あなたが上辺だけでこういう質問をするから、何のための町会議員ですか、給料だけもらって。本当に血を流して、汗を流して、自分で動いて、町民のことを考えてみてくださいよ。河川敷のごみ拾いにあなたは参加されたことあるんですか、4年間で。ありますか。何百人の町民の皆さんが朝の7時から来て、一生懸命ごみ拾いしよんですよ。あなたたちはそういうことに対して知らん顔ですか。与党の一部の議員さんは来てくれてますよ。あなたたち川端議員さん、野党の議員さんで、一回でもそういう河川敷の掃除に来ましたか、町民の声をどこまで聞いとんですか、それでよう町会議員って言えますね。 ○議長(藤田高明君) 5番久米伸一君。 ◆5番(久米伸一君) 最後は、またもうほぼ暗記している私のフレーズに戻っていきました。私といたしましては、所信表明の中で公共の電波を使って、こういうふうな暴言はやめてくれということを言うてるだけでございます。 もういよいよ次回の3月議会で、町長もその3月議会でご自分のつくった条例、したがいまして2期8年が終わります。町長は前、私の答弁のときにこうおっしゃいましたよね。私は本議会が終わったら、その次の日から次の議会のことを考えてるんだ、いよいよ次回の3月議会が町長の集大成になると思います。所信表明の中で、ぜひともそういった暴言といいますか、そういったことがもう入ってこないように、ぜひともここに要望いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田高明君) 小休します。            午後2時01分 休憩            午後2時21分 再開 ○議長(藤田高明君) 再開します。3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 議長の指名をいただきまして、ただいまより一般質問をさせていただきます。どうぞ理事者各位にはよろしくお願いいたします。この役場でする議会も今回が最後ですので、どうぞ真摯な議論を展開したいと思います。 先ほど町長もかなりヒートアップしていたようですけれど、ちょっとクールダウンして、またよろしくお願いいたします。それで、先ほども政策論争ということで、かなり自信を持って言われておりました。ですので、私も私が町長になったらこうしたい、こうしますという観点で質問をさせていただきたいと思います。 今、日本が抱える大きな問題、いろいろありますが、最も大きな問題というのが人口減少問題ではないでしょうか。日本は有史以来、経験したことのないようなペースで今後人口が減っていきます。これは増田寛也さん、岩手県の元知事ですが、が座長としてまとめたレポート、これによって詳細に明らかになっておりますし、この人口減少というのは大きく2つ側面があります。 1つは、これはもう大規模な移民を受け入れない限りは人口減少はもう仕方がないものとして受け入れなければならない、そういう局面に入ってきているんです。というのは、ちょうど私たち、それからちょっと下ですけれど、いわゆる団塊ジュニアという比較的人数が多い世代がもう出産適齢期を超えつつあります。私が今43歳ですね、ちょうど私の代ぐらいが、やっぱり入試とか、いろんなことでも人数多かったです。それから後の世代は、やはり人口が減っていきます。今は年間100万人だそうです、生まれてる人口は。ですので、この人口減少を想定して、これからのまちづくり、町政運営をしていかなければいけない。 もう一つは、人口減少をいかに緩やかにするか、いかにその中で石井町が生き残りをしていくか、そういう発想がこれからの石井町長には求められると思います。という観点で、ちょっと小休してよろしいですか。ちょっと資料をとってまいります。 国会でもパネルがはやっておりますので、石井町議会でも町長に負けずパネルで説明させてもらいますが、今現在2万6,000を超えておりますが、緩やかに減少して、2040年には2万人をちょっと超えるぐらいまで減っていきます。ですので、人口減少というのは、藍住、北島、松茂、この3町ははっきり言って徳島県で優等生です。石井町はその後につけてるんですけれど、決して楽観はできません。しかも、石井町が定めた第4次長期総合計画では、まちづくり効果によって人口2万7,000を維持すると明確にうたっているわけなんです。ですから、これは200人余りの全職員が一丸となって、この目標を達成するための方策を考えるべきなんです。 私なりに3つの問題点を考えました。3つだけじゃないですけれど、いろいろアイデアは言わせていただきます。 1つは、保育所から始まって、幼稚園、小学校、中学校までは町の権限が及ぶところです。ですが、高校になると、主には県立になります。名西高校も県立であります。そして、県教委の定めた学区制というもので入試があります。もうすぐその入試という時期に入っております。この入試制度が非常に不公平だという声を保護者の方からいただきます。石井町から、いわゆる旧総選校に行く場合のハードルが非常に高い。400点以上、450という声もある。だから、石井町に住まないという選択肢をする。藍住、北島、松茂はどうか、そのためにわざわざ徳島北高を新設しました。あそこは飛び地で、校門だけ徳島市になっております。異例の学校です。それによって学区内に編入されたことにより、やはり将来を考えて、北島、松茂、藍住に住む若い夫婦が多いです。例えば私も四国大学の地方自治研究フォーラムという勉強会で、いろいろな議員さんと意見交換をしております。谷脇議員も女性議員の勉強会、そして山西議員もネクストドアということで勉強会されてるようですけれど、私もそうやって他の市町村の情報をいろいろ議員さんと交流して勉強しております。その中で北島町、これは県下でトップです、はっきりいきまして。最も増えてる北島町の場合は、平成25年度で出生者が238人、死亡者は183人と、何と出生者が55人も多い自然増を達成しております。石井町は、なるほど確かに転入者が増えております。ですが、依然として亡くなる人が多い。生まれる人よりも亡くなる人が多い、これは町が高齢化をしているという現状をあらわしていると思います。その若い世代の流入を図る上で大きな理由となっているのが、やはり高校の学区制という問題があるのではないか。これはもちろん県教委でありますので、県教委に声を上げていく必要がある。この平成22年度に旧総選制度が廃止されたそうですが、それから5年経過いたしました。この学区制、学区外からは8%しか進学できません。今の制度について、教育長、どうお考えで、これからどういうふうに県教委に声を上げていかれるおつもりなのか、その点をまずお伺いいたします。 ○議長(藤田高明君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 質問が高校の学区制、そしてまた高校入試とそういうふうなことであります。 永岡議員も今お話しされたように、高校入試、そしてまた高校の学区制というのは、県の教育委員会というふうなところで決めたり、あるいは協議したりするところであります。石井町教育委員会といたしましては、現在の学区制、第1学区、第2学区、第3学区、県内を3つに分けております、普通科の場合ですね。南の場合には、小松島、那賀、あるいは海部、富岡西とそういうふうなところ、そして第2学区は鳴門高校、板野高校、名西高校、阿波高校、川島高校はじまって池田高校までが第2学区、第3学区の普通科高校は旧総選校という5つの高校で、普通科高校ということで3つの学区制で高校入試を実施をしております。その中で今永岡議員の質問の中に、第3学区の中で松茂、藍住、北島、3町については第3学区に入るんですが、当然神山も佐那河内も入ります。そういう中で一つの学区の中ではどこの学校も選択ができます。しかし、第3学区に石井町の子供たちが行く場合には、第3学区は1,400人の定員の中の8%という枠の中に縛りがございます。そういうことで、当然そこに受験する場合には、学力的なものも確かに高くなってくると、そういうなのが現在の入試制度であります。 平成22年度から始まって、今年実施するので5回目の実施と聞いております。そういう中で、人口増のための受験のためにその学区制のパーセントをもう少し増やしてくれないかというふうなご意見だろうとは思うんですけれども、一応その辺のところをもし県の教育委員会が10%、15%ということで第3学区の子供たちの定員を増やしますと、当然地元の名西高校に進学する子供たちが市内のほうに行ってしまう可能性があって、地元の中学校の子供たちが名西高校に行かないというような現実が起こり得ます。いずれにしても高校の学区制というのは、非常に保護者の意見であったり、地域の意見であったり、あるいは教育委員会の意見であったり、それぞれの地域の教育委員会の意見だったりして、非常に複雑にそれぞれのところでいろんな意見があるのは十分承知しております。石井町教育委員会としても、そういった意見があるということももちろん承知しておりますが、一方では地元高校育成という大きな課題もありますので、その辺のところをご理解いただきたいと、そういうふうに思っております。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡君。 ◆3番(永岡栄治君) もちろん名西高校のレベルアップは村山教育長就任になってしていただいておりますし、春から就任の新しい乾校長は非常に進学にたけた方だと聞いております。ですが、この不公平さというのもやはり考えていただきたい。300点を切るぐらいでも市内だったら入れるのに、400点前後ではなかなか受けられない、旧総選校を受けられないという。もちろん城ノ内については行けるわけなんですけれどね、全県一区ですか。ですが、まあ言うたら選挙区も石井町は徳島1区に編入されているぐらい、石井町というのは徳島市と結びつきが強いところなんです。汽車でもすぐ行けます。やはり行きたい高校に子供が、私人口増ということで言いましたけれど、子供たちのそういう行きたい高校に行かせてあげたい、もっと言えば15の春を泣かせないということもあるんですよ。今の子供の勉強している内容を私も家庭教師しているんで見ますけれど、非常に高度になってまして、ゆとり教育の反動で勉強する量自体が多いです。そういう中で石井町の子供だけがそういう高いハードルを課されるというのが、ちょっとこれ石井町の子供だけではないんですけれど、学区外でそういう8%という縛りは、ほかの学区では10%にしてるんですね、ご存じだと思うんですが。だから、8を10にする、プラス名西高校は名西高校でさらなるレベルアップを図る、これはやはり学校間の競争ですよ。魅力ある学校は生き残る、この少子化の時代生き残る、それぐらいのシビアな名西高校もやっぱり危機感が要りますよ。地元育成だからということで、でも年々進学率は減ってるじゃないですか、今40%ぐらいでしょう。ですから、そのあたりについては、村山教育長はいろいろ海南高校、鳴門高校等で、ご自身から自慢みたいになるんで言われないでしょうけれど、いろいろ実績、手腕を残しておられます。ですので、この名西高校のもちろんレベルアップもしていただきたいし、保護者の方にも言いたいのは、昔と違って普通科、何が何でも普通科という時代ではなくなってきてるんですね。工業がやりたいから工業、科技高に行く、農業を勉強したいから城西高校へ行く、城西でトップでいれば国立の農学部に推薦で入れるわけなんです。大塚や日亜にも枠をつくったのは、村山教育長が頼んでそういうラインをつくったというふうにも聞いておりますんで、今回就任した新しい校長にも期待するところ大であります。名西高校、今回の石井町ボランティアフェスティバルにも初めて出演していただきまして、すばらしい演奏と書道パフォーマンスも披露していただきました。ですので、もっとこの名西高校が石井町の学校として魅力を高めるように、中高連携もしておりますが、さらなるご努力をお願いしたいのと、一方でやはり学区外の定員の拡大ということも県教委に働きかけていただきたいと思いますが、再度ご答弁をお願いします。 ○議長(藤田高明君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 今の永岡議員のご質問ですけれども、非常に2つとも大変難しい課題であると、そういうふうに思っています。 現在、高校の教育については、県の教育委員会のほうで、普通科高校については県全体で学校間格差をなくすというのが一つあります。2つ目は、遠距離通学をなくすというのが2つ目にあります。というのは、郡部の子供たちが汽車通で長い時間かけて市内に行ったり、市内の子供たちが郡部の普通科高校に行く、そういった遠距離通学をなくすというのがあります。それからまた、魅力ある学校づくり、学校自体が魅力ある学校をつくる、そういうふうなものがあります。そしてまた、地域の子供は地域で育てるという、そういうふうなことも教育の中の非常に大切な部分であると、そういうふうなことが言われています。 そこで、市内に入る流入率を8%から10%にする、そういったことについては当然石井町の子供たちも、現在市内の普通科高校に城ノ内高校を含めて40数名の子供たちが毎年市内に行っています。そういう関係で、現在名西高校に石井高浦中学校から進学する子供が、名西高校の定員の40%ぐらいが名西高校に進学しています。そういう中で石井町の場合は名西高校が町内にある唯一の高校であるし、そしてまたその名西高校が本当にレベルアップといいますか、活性化をしていただいて、石井高浦の子供たちが名西高校に進学したいという、そういった魅力ある学校づくりも取り組んでいただかなかければいけないと思っています。現在名西高校では、校長を中心にして魅力ある学校づくりをさらに進めるということで取り組んでおります。そして、中学校との連携もさらに強化するということであります。 石井町の教育委員会といたしましては、地元高校育成という立場から、石井町の子供が名西高校に今の40%でなくて50%、60%進学して、そこで自分の将来の夢とか希望が実現するような形をとれたらなと、現在そういうふうに思っています。いずれにしましても、答えにならない答弁かもしれませんけれども、石井町教育委員会としたら、そういうふうな形で取り組んでまいりたいと、そういうふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) これ一つの問題提起として私はさせていただきました。 昨日お話をお伺いしたら、県教委のほうにも8%の枠を拡大してほしいという声は県教委に届いてないということでした。ですので、まずは声を上げていく、それプラス車の両輪として名西高校の活性化もしていただきたいと、両方だと思いますよ、私は。確かに難しい問題ということはわかります。ですが、現状は非常にやはり子供たちにとってはなかなか厳しい制度になっているなと言わざるを得ない現状があります。子供にとっては一年一年が勝負なんです。3年後に名西が国公立50に行かすからいいじゃないかではないんです。今、受験している子供は今が大事なんですよ。そういう一年一年の子供たちの人生がかかってるわけですから、大げさに言うとですね、そういう思いで、せっかく高校教員されておりまして、県教委でもおられたということですので、そういうことでかえって遠慮することがないように、もう教育長は石井町のことを考えて、石井町の子供たちの未来のことだけ考えたらいいと思いますよ、県全体のことを考える必要はない、あえて言うと思います。そういう観点で、もっともっと旧知の方に働きかけをしていただきたいなと思います。この件はもう教育関係ですので、教育長のご答弁で終わりたいと思います。 続きまして、もう一つ、石井町の人口増についての大きな課題、内水面の問題であります。 飯尾川については、佐藤圭甫県議からずっと取り組んでこられました。このたび加減堰も半分だけ撤去ということになったんですが、この渡内川という割と石井の中心部を流れている川、この川は私も見てびっくりしました。農大のあたりはかなり川幅広いんですが、こういうふうに河口に行くにしたがって狭まっている。こういうコンクリートで護岸されておりますが、JRの鉄橋から極端に川幅が狭いと。これは当然大雨が降ったら水は行き場を失って、そしてその水がどんどん突いていって、いろんな用水から水があふれ、周辺の住民の方は雨が降るたびにご苦労されております。今日もその関係者の方が来られておりますけれど、どうしてこういう川を長年放置してきたのかなと私は思うんです。 飯尾川が先という件を聞きましても、そういう回答をいただきましたけれど、この渡内川に関しては改修計画すら手つかずの状態、全くありません。県というのは、河川の改修というのをまず計画を立てて、それに基づいて長期スパンでやっていきますね。ですので、まず計画を策定、県にさせることが第一なんです。ですから、水門を増やすとか、加減堰の撤去とかということも大事なんですけれど、渡内川のこの河川の形状は、構造的にこれは氾濫をしやすい、氾濫は避けられない構造になっておるわけなんです。これは少々しゅんせつしたりとか、しゅんせつも予算つけていただいているそうですが、根本的にはやはり用地買収して、河川の河道掘削、そして河道を広げる、これに尽きるわけです。これをしないと、私も本当にこんなこと、こんなにつかるんだったら石井に来なかったという声も聞きましたし、こんなにつかるんだから家を建てるんやめるということで、銀行の融資がとまったというケースも聞きました。 この件では8月下旬から約2カ月間、駅前第2自治会を中心として黒田さんという方を代表に、2カ月で8,000もの署名を集めております。正確には8,300ですね、8,316と聞いておりますが、これを11日に県のほうに届けるという運びになっております。言えば忘れられたというか、放置され続けてきたこの河川、渡内川を政治の力で、先ほど橋もおっしゃっておられましたが、仁木議員のときに、河川の改修も何度も何度も、長く長く言い続けることが大事であります。ですので、この渡内川の改修計画策定について、そして東京陳情の成果ということで、こうやって今回住民が手弁当で立ち上がって8,000もの署名を集めたことについて、町の最高責任者としてどう思うのか、そういった観点で河野町長にご答弁をお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 河川の問題は一応県の管理という、内水の問題は県の管理ということで、私たちも置き去りにしていたところは反省しなければなりません。しかし、今回これだけの多数の町民の方が立ち上がって、私も現状を何回も目の当たりにして、やっぱり川は治めなければならないというような強い考えを持っております。これから関係者の方と一緒になって、強く国及び県に要望していきたいと思います。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 静かなる中にも力強いご答弁をいただきました。ぜひこれは住民の方、そして町、県、そして県会議員、県会議員は今残念ながらいませんが、こういう方々が一体となって働きかけをしなければならない重要な課題であると思います。これを果たさないと石井町の人口増にもやはり大きなマイナスであると、住民の安心・安全にも大きな影響があるということをつけ加えておきます。 それでは、最後の3点目、都市計画の線引き、これも再三私も話題にしておりまして、実は議会でも都市計画の線引き廃止に向けて意見書を出そうということでいろいろと提案したのですが、私も町長じゃないですけれど、いわゆる野党といわれる人に、時期尚早だとか、いろいろ反対意見を出されて、意見書は全会一致で出さなければ意味がないなということで見送りました。私もこの屈辱は忘れてはおりません。線引き廃止、何がじゃあ問題なのか。この昭和46年の都市計画法でできて、47、8年に石井町も線引きができておりますが、もうまちづくりの権限が結局町にないことなんですね。地方分権、地域主権という民主党のときにそういう言葉が言われておりましたが、実態は国はどんどん権限を離してるんだけれど、県が握って離してない。中2階である徳島県が、まだまだ権限を握っている。余分な仕事をしていると言ったら言い過ぎでしょうかね。ですので、地域のことは地域で決めるという、例えば8市町、徳島市以下阿南市、小松島市、そのほか北島とか松茂とか石井町ですね、吉野川市も含めて、それぞれ地域事情は違うじゃないですか。それをまとめて一緒にやろう、一緒に線引き外すということ自体が、私からしたらばかげておりますね。 ですので、吉野川市は先行して線引き廃止に向けて勉強会を立ち上げて、徳島新聞に大きく報道されましたが、石井町でも勉強会、副町長が在任時に立ち上げたんですが、どうなっているんでしょうか。これは吉野川市と追随して、ぜひ石井町も線引きを廃止して、農地に関しては農地法の縛りがあるわけですから、都市計画については地域のことは地域で決めると、そして過剰な固定資産税や相続税の負担に苦しんでいる市街化区域の農地の方のこともやはり考えなければならない。本来、私も少し勉強したところ、都市計画、市街化区域の農地に宅地並みに課税をかける、これは国会でも十分な議論がされずに決まってるんです。3大都市圏、いわゆる東京、大阪、名古屋、これは当然市街化区域宅地並み課税わかります。宅地化を促す、土地のスプローグ化を防ぐという。ですが、それを同じように地方にも適用したのは、私は政策の誤りではないかと思っております。ですので、冗談ですけれど、うかつに死ぬにも死ねないなと、相続税が払えなくてということもおっしゃいます。都市計画の線引き廃止に向けて、吉野川市にぜひ追随して石井町もやってほしいということでありますが、これも県がなかなか消極的です。このあたりどのような動きになっているのでしょうか、建設課長、そして町長の答弁を求めます。 ○議長(藤田高明君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 今年度は8月26日と9月29日の2回、勉強会を行っております。各関係課長及び担当も異動によりかわってる者もいるため、改めて今までの意見を再検討し、また農地種別を簡単に地図へ落としたものをもとに意見を交わしました。今後も吉野川市の動向を見ながら、徳島県の平成29年度に予定している東部都市計画区域のマスタープラン変更へ向け、石井町が活性化できる道を示せるよう継続して勉強会を行ってまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 藍住地域が都市計画の線引きの廃止をしておりますが、各人口の伸びてる自治体というのはそれぞれ理由があります。北島町では東亞合成とか、あと東邦レーヨンの大きな会社がある、あるいは松茂町には自衛隊があって、大きな交付金が入ってくる。藍住は線引きが廃止をされて、人口増ということになっておりますが、2030年ぐらいから藍住が人口減に入ると言われております。石井町の線引きにつきましては、商業地というのがキョーエイのあたりが商業地に指定されておりますね、工業地が日本ハムのあたりに指定されております。ところが実際の石井町の現在の状態というのは、徳島鴨島バイパス線でありますフジグランの周辺というのが商業地であるべきなんです。ですから、当然見直しは必要なんですが、私はこれはもうずっと就任以来、飯泉知事にこのお話はしております。一気に高松のように外すのがいいのか、今永岡議員がおっしゃったように、私は権限を石井町に移譲してください、石井町は優良な農地は確保しもって、今の現状に合わせた開発ができるようにしていきますというふうに言っております。なかなか知事さんがうんと言いませんけれど、これはやっぱり今おっしゃったような地域によって現状が違いますので、石井町に早く石井町独自の線引きができるように、これは要望活動を続けていきます。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 地域の実情を一番知っているのはどこでしょうか、県ではない、やはり基礎的自治体であります。ですので、ぜひ基礎自治体に権限をおろしていただきたい、それによって仕事量が増えたら、その分職員さんを増員するということも考えればいいわけであります。ですので、町の職員さんもどうぞ権限をおりてくるのを歓迎して当たっていただきたいと。自分たちの町のグランドデザインを自分たちで描けない、これでは何のための地方分権か、私は本当に疑問に思いますね、町長。商業地、工業地、ここがこうしたい、それが何十年も前のことがそのまま残ってる。それにかえるのに、一々県に頭下げて頼まなきゃいけないという、本当にこれはもう時代錯誤だなと思います。もちろん廃止というよりも、優良農地は残す、これから食料危機がひょっとしたら来るかもしれませんので、優良農地は残す、そして商業地、工業地として開発するところは開発すると、そういうめり張りのついた、人口がこれから減っていく時代に合わせた都市計画をしてくべきではないかと要望しておきます。 続きまして、その農業にも関連します。 先ほど久米議員からも質問ありました農業の活性化ということでありますが、私もいろいろ質問してて、どうも議論の相手が町じゃなくて、何かまどろっこしい。農協なんですね、はっきり言って。私もいろんな農協を知っておりますけれど、本当にもう動きが悪い名西郡農業だとあえて言わせていただきます。 昔は石井町のホウレンソウって、徳島市よりも300円、400円高い値段で売れていたというふうに先輩議員からお伺いしました。それぐらいブランド力があったんですが、現在は出荷基準も緩くなったせいもあって、4キロで2、300円、安いということで生産者もやはりこれは苦労して、苦労しがいがないという声を聞きます。ですので、これは町に言うべきことではないんですが、正直言って農協改革自民党、安倍政権進めておりますが、徳島県はいろいろ反対出ておりますけれど、私はこれどんどん進めるべきだと思います。やはり農協は独占禁止法から守られておりますのでね、地域に1農協ということで、農協の合併ということも視野に私は入れるべきでないかと思います。徳島市の野菜どころである不動や国府と石井町が組めば、これは市場に、マーケットにとって大きな発言力が出せるんだと思いますが、名西郡と徳島市というふうに行政区で分かれてることで、そういう発言力が下がっているのではないかなと思います。ですので、農業振興課長にいろいろ議論を吹っかけても、どうも私に言われてもなというような雰囲気を感じるのはそういうところであります。農業が自分たちの苦労した分に見合うお金で野菜が売れれば、自然と後継者は生まれてくる、そして耕作放棄地も減るという好循環になるわけですね。 もう一つは農地法の改正で、一般法人も参入できるようになり、千葉市で初めて農業実践塾ということで、一般法人が借りたというふうに私もフェイスブックで見ました。この農業委員会制度もやはり変えていかなければならないし、先日高原ですね、ミニタウン集会出ました。農地を借りたいんだけれど、例えば家庭菜園をしたいという場合では借りられないと、2反以上というまとめて借りないと借りられないという基準があって、今、業としての農業をする人はなかなか少ないですけれど、農的な生活、つまり家庭にちょっと農業を、家庭菜園をしたいという人は逆に多いんですね。だから、ああいう四季彩ガーデンとか、いろんな店が繁盛しているわけなんですよ。この農地を借りる際の要件緩和というの、これは町の権限でできるんではないんですか、いきいき農業振興課長のご答弁をお願いします。 ○議長(藤田高明君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(田中達也君) お答えいたします。 農地を借りる際の要件緩和ということでございますが、農地の貸し借りにつきましてはいきいき農業振興課、農地利用増進事業として随時受け付けをしております。ただ、今永岡議員がおっしゃったように、家庭菜園的な農地の貸し借りという形につきましては、私のほうでは承っておりません。一応下限面積という形ございますので、農地法による場合につきましては農地法第3条第2項第5号の下限面積を石井町としては40アールと定めております。この分につきまして、土地の貸し借り、なお権利の移動につきましては4反以上なければだめという規定になっております。また、農業振興課で行っております農業経営基盤強化促進法の規定に基づいて、権利の設定に置かれる方につきましては、新しく農業をされる方が少しでも収納できるように、20アール以上という形で権利の設定を行っておりますので、農地を借りる際の緩和要件とはなっていると私のほうでは考えております。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 石井の皆さんなら、皆さんご存じでしょうけれど、これ野沢菜ですね、野沢菜。今出荷が最盛期に入ろうとしております。白い透明のハウスが藍畑のあちこちに建ち、そして野沢菜満載したトラックが走っております。野沢菜がなぜ石井町でつくっているのか、これは本当におもしろいですけれど、冬場信州では雪が降って野沢菜ができないということで、方々探したあげく徳島が適地だということで、冬場の野沢菜はこの石井町、初めは徳島県からほとんど信州に行っております。これ契約栽培で行っておるわけなんですが、この野沢菜というのは非常に栄養価が高いんです。私が調べた資料でも、野沢菜漬けは漬物の王様と書いております。ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンE、カリウムなどなど入って、がんの予防にもなる。長野県というのは、皆さん何で有名ですか、長寿で有名ですね。平均寿命が一番長いと。その長野県でよく食べているのが、お焼きであったり、野沢菜なんですよ。ですから、これは石井町でもただ長野に送るだけでなく、地産地消で野沢菜を使った加工料理をぜひいろんな商工業者の方に考えていただいて、石井町は野沢菜の町なんだということをもっともっと大々的に売り出していくべきだと思います。これも町に言うと、それさっきも譲り合ってますけれど、そういうことじゃなくて、垣根を越えていく姿勢がこれからの地方自治体には必要だと思います。 ふじっこちゃんの好物といえばなんばですけれど、野沢菜とかホウレンソウ、コマツナもぜひ入れてほしいんですよ。そうしたら、野沢菜って何だろう、ああ、石井町、野沢菜とれるんだって、そこから広がりが出るんで、ぜひふじっこちゃんの好物、3歳を迎えてちょっと大人になってきたところで野沢菜も好物に入れていただきたいんですが、観光情報課長、この野沢菜を使った例えば野沢菜料理、こんなところで食べられますよって、商工会と組んでマップづくりをするとか、私も野沢菜チャーハンとか、野沢菜の細巻きとか、パスタとか、いろいろつくってもらいました。おいしかったですよ、カレーもつくっていただきました。生の野沢菜を使ってドライカレーにしたんですけれど、皆さんのご協力でいろいろつくって、健康にもいいし、石井町でこんだけとれてるのに、石井町民の口に余り入ってないというのはもったいないと思うんです。そのあたり、じゃあ観光情報課長のご答弁をいただきます。 ○議長(藤田高明君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(田中達也君) わくわくの課長を指名されましたが、私のほうから先に野沢菜の関係についてちょっとお話をさせていただきたいと思います。 野沢菜の地産地消ということでございますが、ご存じのとおり、石井町藍畑地区でたくさん野沢菜が生産されております。徳島県が全国シェアの第2位という形で、毎年野沢菜を長野県に送っている状況でございます。議員さんのほうからもありましたように、しかしながらその全てが契約栽培という形で、今の徳島県内の青果市場には一つも残ってない状況でございます。また、地元の産直市等にも野沢菜が出とるところを私は見たことがございませんので、これを一般の方が手にする形で、漬物に関しては町内の業者さんで一部加工されている漬物屋さんもございます。ただ、生のというか、そのままの状態の野沢菜の調理方法、たくさん議員さんも調べられたと思いますが、ないことはないんですが、なかなか手に入らない、材料が手に入らないという形で、難しいところがちょっとあるんかなと思うております。 また、野沢菜が市場に出て、つくられる方の意見なんですけれど、野沢菜をつくってもお金にならんという形、それはなぜかというか、つくられる方はもう全て契約栽培になりますので、それを一般市場に流すということは買い手がなかなかいないという形になっておりますので、そこら辺で結構地産地消というのは難しいところがあるんではないかなと思っております。確かに野沢菜を石井町のほうでつくっているんが、たしか20%ほど、長野県の野沢菜漬けの20%ぐらいが石井町でつくられると聞いております。以上です。 ○議長(藤田高明君) わくわく観光情報課長。 ◎わくわく観光情報課長(鎌田克己君) 永岡議員の質問にお答えいたします。 ふじっこちゃんも一応来年4歳になって、なんばから野沢菜がどうなというふうなことでございますけれども、いわゆる野沢菜なんですけれども、一応商工会のほうも今B級グルメ的なものでなんば焼きというふうなことを開発しております。その中に一応ひき肉とか、野沢菜とか入っております。その一端として、これから売り出そうと懸命に努力はしておる次第でございます。その中で先般、野沢菜をどなんかした形で特産品として売り出せないかというふうなことで、丸井産業さんですかね、11月の頭ぐらいに商工会の坂東局長さんとちょっとお伺いして、井内社長さんとちょっとお話しさせていただいたんです。なるほど漬物として売り出すというのは野沢菜が一番いいだろうというふうなことで、丸井産業さんも今浅漬けというふうなことで、野沢菜を使った漬物を出しておられます。 石井町のオリジナルとして何かできないかというなことで、一応私も提案させていただいて、いわゆる石井町の何かというなことのコンセプトを一応こしらえなければいけないというなことで、藤の色を使って野沢菜を藤色にするとか、それとか例えば今漬物でしたらお米に合うのをカレー味にして、パンにも挟めるような感じにしたいとかというふうな、いろいろなこういうふうな、もう社長さんも発想を抱いておるわけでございまして、今後そういうふうないろんなことを私どもも考えながら、漬物業者さんも考えながら、いろんなことを提案しながら、今後野沢菜というふうな野菜を石井町の特産品として、商品として売り出せないかというふうなことを今後私どもも検討してまいりたいと、そのように思っております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 野沢菜が市場に出てないからできない、いやそんなことないですね、生産者はつくってるわけですから、生産者と交渉して、私も手に入れました。それはつくってるところが石井町にあるわけですから、それは理由にならないと思います。野沢菜漬けというのは、お茶と一緒に食べると強い抗酸化力が発揮されるということで、これもテレビで放映されております。 先ほどの丸井産業さん、この前もチンゲンサイ、加茂谷のチンゲンサイ農家が台風で被害を受けて困ってるということで、チンゲンサイの漬物を考案して、漬物グランプリというのが、そういう大会があるそうですけれど、そこに応募されているということも聞きました。この野沢菜もぜひ、ネーミングを考えてくれた人もいるんですね。野沢菜じゃなくて、お石井菜というのはどうですかと。町長、お石井菜、おいしいのいしいは当然石井ですね。菜は菜っ葉の菜ですね。「お石井菜」というネーミングはできてるわけなんですよ、既に。ふじっこちゃんにそんなにこだわらなくてもいいんですよ。おいしいものをつくれば売れるわけなんです。素材はあるわけですから、あとどういう味つけするかとか、いろいろできると思いますよ。何か言いたそうですね、町長。いいですか、もう、次行きましょうか、はい。 ぜひこれ農業の活性化というのは、TPPもありますけれど、本当に重要だと思います。じゃあ人口だけ増やして、石井町がベッドタウンになればいいかと、そんなことは私思いません。やはり農的な基盤が石井町のベースに必要だと思います。もともとは農業、そして酪農という農畜産の町だったんですよ。それが今はベッドタウン化しておりますけれど、やはり代々築いてきた農家の方がおられますから、その方が何とか割に合うような、やっぱり農業にしたいなと思ってるんですが、そういう観点で農業振興課長も前向きに私は答弁していただきたいんですよ、できない理由を先に言うんじゃなくて。まずは、ほな一緒に考えましょうと、そういう発想をお願いしたいと思います。 それでは、地籍調査については着々と進んでおりまして、まさに今私の地元をしておりますが、これも通知漏れとか、例えば来てない人がいたら、ちょっと電話してみるとかして、仮にやはりご近所同士で長年の関係でいろいろトラブルもあるかもしれませんので、そういう場合はきっちりと職員もその場にいる場合は対応していただきたいなということで、それは課長にご答弁をお願いいたします。よろしくお願いします。
    ○議長(藤田高明君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(田中達也君) お答えいたします。 国土調査でございますが、土地の所有者への立会通知、届いた届いてないという形が先般ございました。私どものほうとしては、通知漏れがないように立会日の10日前までに地権者の方に到着するように発送しております。担当といたしましては、立会通知、発送の伺いにて、立会日、時間、関係者名、発送数を記録いたしまして決済をとり、普通郵便として発送しております。関係者に通知できていることと考えております。なお、当日立会に来られていない関係者につきましては、連絡先、自宅の電話番号等々調べまして、わかる範囲内で電話をかけさせていただいております。 また、トラブルについてでございますが、現地のトラブルについては適切に対応しております。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 今後とも適切な対応をよろしくお願いしたいと思います。 石井町は県下平均よりは上回って、今民間委託ということでピッチを上げて進んでいると聞いております。これ地籍調査というのは、やはり個人の財産をきっちり確定すると、それと災害時にやはり復旧復興が迅速になるというメリットがありますので、住民の方もぜひご協力をお願いしたいと思います。 通告にはないんですが、いわゆる農家の組織、実行組というのがありますね。この実行組という組織があるんですが、私の地元に町会議員を7期された方がおられます。その方が実行組長を長年ずっとして離さないんですね。ですから、自治会、自主防災会ができないんですよ。東覚円は4つに分かれておるんですが、第1実行組だけが自治会ができない、自主防災もできないということで、非常に地域のまとまりという意味では私も頭を痛めてるんですが、なかなか皆さん恐れて名乗りを上げる人がいないんです。 この実行組というのを高原の日野さんという方に聞いたら、高原のある地区は自治会の農業部会に位置づけてるんだと、それで十分機能するわけなんです。もちろん課長に聞いたらですね。ですから、これはもう町の権限で実行組廃止と、自治会の農業部会だというふうにしていただきたいんですよ、本当に。もう東覚円で1つだけできてないので、非常にもういろんな防災の行事するときも不都合があります。何とぞこれは町の権限で、実行組を農業部会にして何も不都合はないと思いますので、その転作農業調査員ということでの報酬はこれからも払えばいいわけなんで、このあたり課長と町長にご答弁をお願いします。 ○議長(藤田高明君) いきいき農業振興課長。 ◎いきいき農業振興課長(田中達也君) お答えいたします。 実行組でございますが、現在145の実行組が町内にはございます。この実行組につきましては、私が多分生まれるころからできとんだろうと思います。それで、もともと実行組の役割という形でございますが、農業関係の組合という形で各地区でお世話になっております。また、現状につきましては、議員さんおっしゃられるように、農業関係者が少なくなった、それで自治会に移行している実行組さんも何件かございます。それで、私のほうも3年、4年ぐらい前から各実行組合長会、毎年3月にやっておりますが、その3月にやっている実行組合長会の中でも、ぜひ議員さんがおっしゃったような、実行組の中に農業部会を設置してくださいと、そういう形で農業部会を設置……            (「自治会も」と呼ぶ者あり) 自治会にね。自治会に農業部会を設置していただくことによりまして、いきいき農業振興課等々、農業関係のお世話をしていただくような形でお願いをしたいと思っております。一応実行組合長という形の中は今現状でも続いております。農業委員会にしても実行組合長宛てで農家の方の選挙人名簿とか等々やっておりますので、ここは一応今のところそういう形で継続はさせていただきたいと思いますが、つくられてない部会につきましてはできるだけつくってほしいと、私のほうからも願っておりますが、これを町のほうからどなんぞせえと言われましても、地区の考え方の問題もございますので、なかなかごり押しもできんところございますけれど、できるだけ私のほうから説明をさせていただきたいと思います。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 実行組もPTAの会長も長らくして、実は弱ってるといううわさを聞きます。永岡議員さんがもうやめてくださいと言うたらいいんですよ。こんなものね、やっぱりしがみつくという、それでいかにもPTA会長じゃ、わしはというて言われるんは、ちょっと憤慨いたしますね。それと、相対的には永岡議員さんの話に私は賛成です。農協がいまだに農業生産者のことをほっておいて、金融とか、あるいはそういうことに走り続けてます。石井町があらゆる提案しても、もうほとんど受け入れません。それで、農業の総代会にはお金を出して、それで総代を呼ぶ。今どきそんなところありますか。だから、農業生産者がどんどんどんどん農協離れしていくんですよ。何しにしていきよるかというのがいっちょもわかってないですね。農業改革というのは、進んでるところはどんどん進んで、自分ところで6次産業化の工場をつくったり、あるいは百姓一的な農産物の直売所なんかもしておりますね。 野沢菜の一番いいところは、私これ知事に言われたんです。河野さん、野沢菜があるじゃないですか、石井町で何しに売り出さんのですか。そしたら、石井町では寒いところでつくらなんだらできんとか、そういういろいろなこと言いますけれど、そんなことないんです。この間子ども議会でそういう質問がありました。学校給食の中で野沢菜を小さに切って御飯にはめてるって物すごうおいしいんですね。本当にやる気があるんだったら、石井町の食堂とかレストランとか、そういうところ全てに野沢菜御飯、あるいは漬物は必ず石井町の漬けた野沢菜を出すとか、そういうことを町全体で取り組んでいったら必ず成功します。これはやる気があるかないかだけの問題と思いますので、またご協力をいただいて、そのようにしていきたいと思います。 ○議長(藤田高明君) 小休します。            午後3時18分 休憩            午後3時36分 再開 ○議長(藤田高明君) 再開します。3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 私が行って説得しろという町長の答弁でしたけれど、それができれば苦労はしないわけです。実行組長を長年しようる方に。            (町長河野俊明君「ああ。それが役割ちゃうん」と呼ぶ) ぜひ先輩の議員のお力もかりたいなと思いますが。 それで、こういう古きもので、いいものは守らなければならないんですが、もう時代に合わなくなったもの、因習とか、いろいろあると思うんですが、これはもう変えていくべきなんです。もう自治会があって、自治会長がおって、実行組長がおって、どっちがトップかわからんような、そういうんでは地域はまとまらないんですよ。もう自治会に一本化すべきで、自主防災組織も立ち上げると。これはほんま防災においては、皆さんぜひ意識改革していただきたいんですが、先日もありましたね、夜中の地震。これを救助したのは、みんな近所の方とか消防団なんですよ。行政ははっきり言って当てにならないです、いざというときは。その後の、助かった後のことは行政ができますよ、でも命を救うのは自分の力であり、また近所のご近所さんの力なんです。ですので、こういう自主防災組織設立に向けた意識を持っていただきたいなと思います。まだできてないところがあります。それぞれに課題がありますが、粘り強くやはり町当局も話し合いを持っていただきたいし、根本は皆さんが自分の身は自分で守る、こういう意識が根本になると私は思います。行政にあれしてくれ、こうしてくれではいけないんです、防災に関しては。よろしくお願いします。聞いてくれたら思いは伝わるかなと思いますけれどね、その方に。伝わらないですかね。 続きまして、学校給食、先ほどというか、先日から福岡県のみやこ町というところがあるんですね、京都と書いてみやこと読むんですね。珍しい町がありまして、そこがずっとフェイスブックに学校給食を載せてる。それの刺激を受けて、町長の指示で学校給食、石井町も載せております。これ非常に好評だということも聞いております。例えば親御さんが、子供さんが何食べたか、メニューを見たらわかるんですけれど、より視覚的にわかって、ああ、うどん食べたんやったら、もう晩はうどんはあかんなと、そういう話もできるし、今日はどうやったんやなという親子の会話にもつながると思うんですけれど、残念ながらみやこ町のほうが毎回おいしそうに見えるんですね、私の目からは。町長、残念なことですけれど。これは調理員さんの問題というよりは、やっぱり栄養士さんのほうにもっと頑張っていただきたいと思います。例えば東京都足立区、これは学校間で非常に給食の差があったそうです。それを女性の区長がこれではいかんということで大改革で、今すごくおいしい給食ということで全国で紹介されております。 石井町の場合は、センター方式という、メインがセンター方式ですけれど、みやこ町もセンター方式でやってるわけですから、これはほかのところにできて石井町にできないのはおかしいなと思うわけなんですが、所長のご見解と今後のどういうふうにしたらレベルアップできるかを、ご答弁をよろしくお願いします。 ○議長(藤田高明君) 給食センター所長。 ◎給食センター所長(池北哲也君) お答えをいたします。 平成26年10月から石井町のホームページ及び現在はフェイスブックにおきまして、毎日の給食を写真及び文字にして掲載をいたしております。ご指摘のとおり、なかなか十分なおいしそうな映像が提供できないということを肝に銘じながら、貴重な意見をいただきながら、調査検討しながら、改善も加えていき、よりよい給食を目指していきたいと前向きに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 給食、私は当然ようつくりませんし、限られた経費、そして限られた時間、限られた人員で大量の給食をつくらなければならないわけですから、まず安全・安心というのが第一なので、そういう意味では見た目というのは二の次になっていたのかもしれませんね、今までは。ですが、やはりできるだけいいものは取り入れて、できるものは取り入れていただきたいなと思います。調理に関しても、O157の反省があって、非常に加熱の例えば中心点が何度とか、非常に厳しくなってるんですけれどね、本当に。そういう中でのことなので、いろいろできないこともあるかと思いますが、少しでも改善していただけたらうれしいと思います。 続きまして、水道、これも人口増については大きなやっぱりマイナスですが、石井町は県下でもトップといっていいほど水道料金が高い。これは徳島市から買ってるとか、いろんな理由があります。それで、配管も順次古くなっているので更新しなければならないということも私も知っておるんですが、これ維新の会という政党が上下水道の民間委託ということも言っておりますが、この民間委託、全国でも事例があるそうですが、これを石井町で導入して、水道料金下がるんでないですかということで先ほど課長に聞いたら、いや、下がりませんという答えだったんですが、改めてじゃあ答弁いただけますか、よろしくお願いします。 ○議長(藤田高明君) 水道課長。 ◎水道課長(岩佐伸一郎君) それでは、お答えいたします。 まず、本町の水道事業に携わる水道課の職員数でございます。工務給水係約3名、総務係が2名、業務係が1名、私の課長1名の計7名で事業に当たっております。今民営委託、民営化という話も出ましたが、水道事業全体を民営化、民間がやってるというのは国内では今のところないようでございます。一部民間委託というのがございます。お隣の吉野川市が業務委託をしているようでございます。吉野川市の業務委託を参考に、石井町で当てはまる委託のできる業務をちょっと考えてみました。それが窓口受け付け業務と検針業務、調定、更正業務、料金の請求とか収納業務、水道加入者の入力、情報の入力とか管理業務、滞納整理業務、吉野川市のを参考にしまして、このぐらいの業務であろうと思います。 まず、検針業務につきましては、今6名の検針員に既に委託しているところでございます。また、窓口受け付け業務に関しましては、それだけの専属の職員を石井町は設けておりません。総務係、業務係の職員が手のすいている者がお客様の対応をする、また忙しいときには工務係のほうの手のすいている者が対応すると、専属の職員を定めているわけではございません。 そのほかにも業務係としましては、業務係は今まで1人で担当しております。委託しようとする業務以外にも、水道の開閉栓もありますし、量水器の管理保全もございます。給水の停止などの業務も行っております。民間に委託したとしても、現状の職員数を減すようなことはちょっと今のところ考えられない状況でございます。 また、調定、料金の請求、水道加入者の情報、滞納整理業務におきましては、特に個人情報保護の観点もございます。正規の職員がやっぱり行うことが加入者の安心と信頼につながるものであると私は考えております。また、滞納整理などの料金徴収につきましては、2人一組で行うこととしております。現状では業務係と他の係の者が1人同行する。以上のようなことを踏まえまして、業務を民間委託するとなれば、窓口に1人、調定収納徴収に2人を合わせ、最低3人の常駐従業者を配置してもらうことになろうと思います。現状のように、職員が助け合いながら執行していくことが、職員間の意思の疎通が図れまして、お客様への迅速な対応ができるものと考えております。ですから、大きな町や市で多くの職員が委託しようとする業務に当たっている場合におきましては、民間委託の財政的効果は出ると思いますが、石井町のように少人数でやっている場合は財政的効果は出ないものと考えております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 私が町長になったらということで、ぜひ民間委託、私はしてみたいと思います。もしなったらということですけれどね、公約ということで。というのは、やはり民にできないことはないと思います、今の官の業務でね。例えば中央公民館ですね、これも指定管理導入して、吉野川市やっておりますけれど、いろんな多彩なイベントをやっておりますね、あそこの松島組さんというところが企画して。ですから、そういうところも指定管理していくことも活性化の一つの案ではないかと思いますし、公でしかできないものもあるけれど、民間でできるものは民に任せていくというのが今の時代の流れでありますので、私はもし町長になったら、そういうことを検討したいなと思います。河野さんに政策論争ということで、私はそういうことも考えます。 続きまして、2ページ目のほうで道路の舗装ということで、これ選挙前になると急に予算が増えるところもあるそうです、道路予算がですね。というのは、議員さんがそれぞれ選挙対策で頼むと。石井町はやっぱりそういうことはあってはならないと思います。与党議員だから、私も頼まれたらしてあげたいです、本当はいろんなところ。でも、そこはやはり建設課のシビアな目で見て、優先順位をつけていただきたい。そのために道路維持作業員が2人一組で巡回しておるわけですから、写真も撮っておるわけですからね。そこはいろいろこれから選挙近づいて、あるかと思いますけれど、計画的な道路補修、道路の改良をお願いしたいと思います。 もう一つが、側溝のふたについても今は床板とグレーチングというふうに一律になっておりますけれど、耕作者からは床板だと全部水が畑に落ちてくるというな苦情も出ておりますんで、場合によってはそういう耕作者の意見も聞いて、昔からある石ぶたを設置するということもやっていくべきではないかなと思います。 もう一つが、吉野川市、阿波市もやってるというに聞いてるんですが、平米当たり1,000円の買い取り制です。これもう前にも取り上げさせてもらいましたが、これはやはり寄附いただいて、なおかつその分筆もされずに税金を払って贈与税も払う、相続税もかかってくるかもしれない。山菱電機の出入り口のところも広げるという話があったんですが、お世話をしている方がうまくいかなかったということで、先日のミニタウン集会でご意見を述べられておりました。せめて寄附したら、贈与税とか、そういうのは猶予するような対応をすべきでないかということを言われておりましたが、私はやっぱりこの買い取り制度、鴨島方式をぜひ石井町に、この際、町長になったら導入したいと思います。ということで、建設課長のご答弁をお願いします。 ○議長(藤田高明君) 建設課長。 ◎建設課長遠藤美信君) お答えいたします。 道路の舗装については、道路維持補修事業費として工事費として毎年当初予算に1,000万円余りで対応しております。年間3回ぐらいに分け、点々補修として発注しており、車両の通行及び歩行者に支障があったら、計画的に対応してると考えております。 また、側溝のふたの件も、地域住民のニーズに合わせて側溝ぶたの騒音解消や道路の路面水の耕作地への影響等を考慮し、柔軟に対応して実施したいと考えております。 また、買い取りの件については、今後十二分に検討すべき課題として考えております。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 町長になったらというご質問より、県会議員になったらというご質問をいただきたいと思いますが、まず水道事業の民間委託でございますが、これは基本的には水源のある自治体が上水場とともに民間に委託しているという場合は、これは非常な実は削減の効果があらわれております。海外に大きなそういう企業体がありまして、日本のほうへそういうことを参入させてくださいということを何年か前から話があったんですが、大事な水だから外国の企業には渡せないということで断っておりましたが、最近になって、2、3の大きな自治体が海外の事業者に対して一括して管理運営を任す、その中に集金業務も入っていると思っております。 石井町は、今水道課長がお話ししましたように、水源を持っておりませんので、これ以上の削減は難しいだろうと考えております。 それと、道路の舗装について、選挙だから予算を組むというようなことは、そういうことは一切ございません。前の町長の場合は、町会議員さんの選挙の場合に3,000万円の予算を組むから、どこでも選挙の札になるんやったらとか、そういううわさもありました。そんなばかげたことはするつもりはありません。 石井町が農地を道路として買う場合には、通行料の多い生活道として必要な場合については石井町は買い取りをさせていただいております。しかし、通行量の少ない、あるいは農道とか、あるいは少数のおうちの前を通るような場合には、寄附を前提として石井町は事業を行っております。 ○議長(藤田高明君) 3番永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) いや、先ほど政策論争しましょうということだったんで、町長になったらということで言わせていただきました。ですので、それはそういう意味で受けとめてください。 職員採用、再任用、事務分掌のことについてお伺いします。 職員の採用ということで、今年も厳しい競争率をくぐり抜けて、一般事務が6人、そして待機児童ゼロを目指して保育士が4人採用されたと伺っております。この地方分権改革というのが2000年4月1日に施行されまして、国と地方は名目上、名目というのもおかしいですが、対等だと。今までの期間委任事務ということで国が指示をしてやらせていた業務が、一部を残して廃止されております。ですので、公務員、役場職員に求められる能力というのは、がらっと変わってきているわけなんです。やはり大事なのは政策能力、現場を歩いて、そして政策を提言すると、トップに。そういう能力を私は買いたいと思うのですが、どんな基準で採用したのか、そして再任用制度の活用ということで、今回の特別夜間徴収、議員も行ったらどうかということで言われました。私も本当に石井町民の中で苦しい生活をしている方の実態を知るという意味で、そういうこともぜひ議会議員として行くこともいいんではないかなと思います。その夜間徴収で、毎年600万円ぐらいだったのが、今年は何と1,200万円を超す徴収が実現しているんですが、これは田中税務課長の尽力、そして課員の尽力、各管理職の方の尽力ももちろんですが、再任用で残っておられる瀬部さんがかなり尽力されたのではないかと推測いたします。やはりあるところには、変な話です、あるところにはあるんですね。ないところに頑張ってお願いするよりも、あるところから取るほうが、これはもう効率がいいのは当たり前なんで、いろいろと打ち合わせしているのを私も聞きました。税の公平性というのは、これ非常に大事です。公平性確保が根本になります。政府というのは、税こそが全てと言っても過言ではないと思います。 再任用制度をもっと活用して、石井町でまだ働きたいというか、能力があって、例えば農業を勉強したいということでアグリテクノスクールに行ってる方もおられます。それはいいでしょう。ただ、まだまだ60歳というのは、まだまだ20年は働いてもいけますよ。ということで、再任用制度をぜひ活用していただきたいなと思います。 もう一つは事務分掌ということで、これ事務分掌が各課ごとの仕事の役割を書かれてるわけです。町長の命で職員は動かないんです。この事務分掌に沿って動いているわけなんですね。だからこそ役場は、町長がかわってもそういう変な方向に行かずに、役場としての組織としての仕事をするわけなんですが、これが弊害もあるわけで、事務分掌の仕事さえしとったらええわという意識になってしまいがちなんです。例えば私が再三言ってる人口増政策、企業誘致、そして住民の健康づくりですね、これ全て全課にまたがっていると言っても過言ではないと思うんです。ですが、みんな自分の仕事だけしとったらいいわみたいな意識を持たれてしまったら困るわけなんです。例えば合併浄化槽の新設に対して補助金を、もうほとんどの自治体がしてるんだけれど、石井町は転換率を上げたいから転換にしか補助金が出てないというのもわかるんですけれど、じゃあ人口を呼び込むということで言えば、人口を呼び込んだら、それで税金を払ってもらえば、長期的にはもうおつりが来るぐらいなんで、そういう発想もこれは各課共通項目で書いてないんだと本で書いてありました。各課共通テーマで人口増、これは県庁も飯泉知事の発案でプロジェクトチームできておりますけれど、プロジェクトチームをわざわざつくらなくても、各課共通項目に掲げたら、書いてしまえばいいんです。危機対策課にしたって、防災として書いてないんです。町長、確認していただきたいんですけれど、防災だけで危機管理が入ってないんですよ、これはやっぱり手落ちだと思いますので、事務分掌の見直しということも、以上3点、職員採用基準と再任用制度の活用、事務分掌の見直しという3点について、総務課長、そして町長の答弁を求めます。 ○議長(藤田高明君) 総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) お答えをいたします。 まず1点目、職員の採用基準ということでございますが、職員の採用に際しましては、教養試験、専門試験、面接試験を通しまして、優秀で意欲のある人材、また行政課題に対する的確な判断や行政サービスにおける適切な対応ができる、柔軟ですぐれた人材を採用しているところでございます。 次に、再任用制度ということでございますが、定年を迎え退職をされた後、再任用を希望する方につきましては、その労働意欲と働く意欲と能力に応じて、在職中の知識、経験を生かすためにも、できる限り再任用の制度を利用していくところでございます。 また、多岐にわたる事務分掌や各課にわたる事務事業につきましては、現在行っているのは横のつながりを大事にしながら、ワーキンググループ、プロジェクトチームをつくりながら、大きな課題、重要な政策について協議をしているところでございます。今後もそういった中でやっていきたいなというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) まず、職員採用でございますが、何年か前に職員の不正採用やということで監査請求して裁判まで行きましたけれど、そういうことがなかったということで、私は一切そんなことしてないのに、そういうことで混乱さす人がおりました。 職員採用の基準というのは、一番最初、共同の試験の結果が番号で来ます。この時点では、私たちは名前もどこの人かも全然わかりません。上から何番目かというのを任意で、これは20番目まで、40番目までということで採用します。それから、面接とあるいはいろいろな作文の中で、作文の内容、面接に対する人の明るさとか、いろんな知識ということを判断して決めております。 再任用につきましては、例えば永岡さんもよくご存じだろうと思いますが、例えばちょっと離れますが、瀬戸先生が今子ども歌舞伎で活躍されている。例えば幼稚園の逢坂先生という方が、今子供の人形浄瑠璃なんかで活躍されてます。石井町の職員さんで課長をしてました田中さんが、獅子舞なんかで活躍されてる。基本的に私は再任用というのは賛成です。手を挙げてくださいと言ってるんですが、なかなか意欲的な方が少ないというのが現状です。 事務分掌の見直しについては、これはもう当たり前です。例えば私が朝礼で、永岡議員さん、職員さんにこやって聞くんですよ。議会の有線を見てますか、そしたらそうですね、6割、7割の人が見てない。石井町がどんな事業をして、どういうふうになっていっきょる、議員さんがどんな質問しよるぐらいはせめて見てくれよって僕言うんです。そういう職員の意識の改革からしていって、当然石井町の重要な課題については職員全部が共有するべきだと思っております。 ○議長(藤田高明君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 例えばどっかの、どこだったかな、忘れましたけれど、勝浦ですね、勝浦町。勝浦町は、議会中の放送が役場で流れてるんです。だから、それがいいか悪いかというのは議論はあるでしょうけれど、職員さんも仕事をしながら議論を聞くことができるし、町民の方も傍聴というのはなかなかちょっと恐れ多いとかでも、テレビを置いてくれたら、それを通して見ることもできるなと思います。帰って見てもろうたら一番いいんですけれどね、それを。私も役場の職員の方からもご意見も聞きますけれど、ぜひ見ていただきたいなと思います。今こんな議論がされておるんだなと、私も将来課長になったら、ああいうところで答弁せなあかんなということで、そういう思いを早くから持っていただきたいなと思いますし、担当の仕事だけが全てじゃないです。石井町の全体の職務員と公務員という2つの役割を公務員は持ってるということで、職務員としては職務、今の事務分掌に従って働いておりますが、公務員としては石井町の全体のことを考えた仕事をするのが私は役割だと思いますし、究極は公に奉仕するという崇高な精神が要ると、公務員には絶対不可欠であると思います。 それでは、もう時間も残り少なくなってまいりました。 ですので、用地交渉ということで質問をさせていただきます。これ誰に当てたらいいのかわからないんで空欄にしてるんですが、33号線、畑の中の道ということで2年間休止してるわけなんですが、私は例えば藍畑、東覚円から学校に行く場合に、あの道というのは通学する生徒にとってもいいし、例えば大雨が降ったときにもつからない、冠水しない道ということで、藍畑の人にとっては有益な道であると思います。決して無駄な道ではない。ただし、道をつける過程でいろいろ同意を十分にとらなかったりということで、非常に今苦労しているわけなんですが、私が愛読しているこの宮崎中央新聞ということで、これはいい話しか載ってない新聞です。トリビューンと逆ですね。そういうことで、これ町長も読んでいただいてるし、河野教育委員長も読んでいただいてると思います。ぜひこれ非常にいい新聞で、月1,000円でとれますんで、また皆さんとっていただけたらと思います。 この中の水谷もりひと編集長の社説があるんですが、岐阜県の荘川村というところが水力発電の建設のために水没するということで、非常な反対運動が起きたそうです。これ御母衣ダム絶対反対期成同盟死守会、期成同盟の下にさらに死守という文字まで入って闘争したわけです。それに対して、ダムの建設に当たる特殊法人電源開発の初代総裁高碕達之助さんという方が、たった一人で7年間ずっと通い続けたそうです。彼の深い人間性に打たれて、住民はついに折れて死守会が解散式を行って、その式典に宿敵の達之助さんを呼んだと、それで抱き合って泣いたと、これは達之助さんはダムで村が沈むんだけれど、国のためにはどうしてもこのダムが必要なんだと、切々と涙を流しながら国の未来を語ったわけなんですね。こういう思いが人を動かすわけなんです。 もちろん値段を上げたりとか、そういうことはできないでしょうが、やっぱりこういう思いを持って用地交渉に当たっていただきたい。先日も私、元収入役の方で福原さんという方とお話ししましたら、わしも今の焼却場をつくるときにはもう何度も通ったと、山麓の人みんな集めて説明、煙が行くようなところをみんな集めて説明会したんじゃと話してまして、やっぱり最後は何度も通って思いを伝えるんだという姿勢が大事なと思います。 例えば石井地区のこども園でも、一番いいところはなかなか実は合意がいただけなくて、残念ながらできませんでした。そこも私も何度かそこの家の方にもお会いしたんですが、ちょっと当初町から聞いてきた、つまり固定資産税の算定基準の価格と実際の鑑定価格の開きがあったとか、小作に入ってる方がお二人おられるんですけれど、永小作の人との関係とか、いろいろ聞きましたけれど、残念ながら一番いい土地のところは成立には至りませんでしたが、あそこは駐車場が非常に足りませんので、やはり何とかならんのかなとは思いますが、12月議会で今の第2候補のところの鑑定料の予算も出てるので、もう今さら遅いのかもしれませんが、とにかく用地交渉については、例えば子供たちの未来のために必要なんですとか、この土地が防災とか子供の安全のために必要なんですと、道路の拡張のために必要なんですということで、やはり熱意を伝えるのが一番だなと思います。そういう交渉をぜひ担当者の方、町長トップもしていただきたいと思います。 これ33号線は、町長かわっても本当にこれは開通させなきゃいけないわけですから、本当に難題だと思いますし、今の佐那河内のごみの問題もそうです。佐那河内の問題だからということで、原村長今つるし上げになって、夜も眠れないんじゃないかなと思いますが、それに対して傍観するのではなく、石井町からも申しわけないけれど、ぜひお願いしますということで、我々一人一人が出しているごみですから、ごみ、し尿、そして火葬場はみんなが毎日お世話になる、もしくはいつかお世話になる施設なんです。これはもう本当に住民の方にも、どうか大局的な見地で石井町の将来を考えていただきたいと思いますが、最後に、じゃあ町長の答弁をいただいて終わります。よろしくお願いします。 ○議長(藤田高明君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) あくびしている議員さんも中にはおいでになりますが、これだけ永岡議員が熱をはめて語っていることに対して、やっぱり耳を傾ける姿勢を持ってほしいですね。 用地交渉については、私もそのつもりでおります。しかし、幼稚園とか保育所みたいに時間を待てない場合もあります。これは災害時にどうしてもこれはやっておかなければならない、なかなか理解を得られるまで待っておけないというような場合があります。そういう場合はもう仕方なしに、もう新しい土地を探すしかない。 それと、佐那河内については、これは本当はどこに建設するかわからなかったんです。そういう中で佐那河内の町長が引き受けていただいて、ほら永岡議員さんおっしゃるように、私たちもできるだけ応援して、そういうふうな分が建設できるように、ご理解をいただけるように、できることは何でもさせていただく、そのような気持ちでおります。 ○議長(藤田高明君) 本日はこれで散会いたします。            午後4時10分 散会...